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松岡宗嗣

松岡宗嗣認証済み

認証済み

一般社団法人fair代表理事

報告

見解WBC女子世界王者へと到達つつ、トランス男性であることを公表し法律上の性別も変更、男子選手として準公式試合への出場を果たすなど、フロンティアを切り拓いてきた真道さん。きっとその姿を見て、同じ当事者をはじめ勇気をもらった人は多いのではないかと思います。 男子選手としてのプロテストは受けられなかったという点は残念ですが、ボクシング界だけでなくスポーツ界全体に対し議論のきっかけを作ったのではないかと思います。引退後もさまざまな領域での真道さんのご活躍を願っています。 トランスジェンダーのスポーツ参加をめぐっては、トランス女性とトランス男性とで基準は異なります。トランスジェンダーアスリートのパフォーマンスに関する研究はまだ多くないと言われており、研究の進展とともに、スポーツの公平性と人権尊重のバランスについて冷静な議論が進んでほしいと願います。

コメンテータープロフィール

愛知県名古屋市生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、GQやHuffPost、現代ビジネス等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など

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