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前田陽平

前田陽平認証済み

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耳鼻咽喉科専門医、アレルギー学会認定専門医

報告

補足イヤホン難聴はたしかにWHOが、問題視しています。音圧×時間でリスクが決まっていて、たとえば地下鉄の騒音(100dB)なら15分程度、といった具合です。コンサート会場は110dBにもなると言われていて、この場合28秒、となっています。長生きする社会になって、聴力を守る重要性はとても上がっています。スマートフォンの種類によってはイヤホンの音量を表示してくれるものもありますので、それを目安に守るのもいいと思います。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のホームページ(hear well, enjoy lifeなど)も参考になると思います。聞こえに異常を感じたら耳鼻咽喉科でご相談ください。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 木村至信

    耳鼻咽喉科/産業医

    補足イヤホン難聴が騒音性難聴であれば、必ずC5ディップといって、4000ヘルツの音が著明に落ちるはずです…続きを読む

  • 鴻池賢三

    オーディオ・ビジュアル&家電評論家

    提言WHOの勧告があっても、未だ多くの利用者にリスクが認識されていないのが現状だと思います。スマートフォ…続きを読む

コメンテータープロフィール

前田陽平

耳鼻咽喉科専門医、アレルギー学会認定専門医

2005年大阪大学医学部医学科卒業。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・指導医。日本アレルギー学会認定専門医・指導医。医学博士。市中病院勤務、大阪大学医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学助教を経て現在JCHO大阪病院院長補佐・耳鼻咽喉科部長。雑誌取材・メディア出演多数。臨床・研究の専門領域は鼻副鼻腔疾患・アレルギー疾患・経鼻内視鏡手術など。一般耳鼻咽喉科についても幅広く診療している。耳鼻咽喉科領域や診療に関わる医療情報全般の情報について広くTwitter(フォロワー4万人)などで発信している。 ※記事は個人としての発信であり、組織の意見を代表するものではありません。

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