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前田陽平

前田陽平認証済み

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耳鼻咽喉科専門医、アレルギー学会認定専門医

報告

解説難聴は言葉によるコミュニケーションの障害になるばかりでなく、認知症やうつ病の発症リスクとなることがわかってきました。長生きになる時代には耳を大切にするとともに、難聴に対して適切に対処することが重要になります。難聴でお困りの方はぜひ耳鼻咽喉科で相談してください。 難聴が治療で治るようなものであることがわかることもありますし、難しい場合、補聴器の使用についてなども適切な提案が行われます。ですから「年を取って聞こえが悪いのだからとりあえず補聴器店に行く」のではなく、まずは耳鼻咽喉科に受診することをお勧めします。場合により補聴器購入が医療費控除の対象になることもあります。補聴器が年寄りの印象があるので嫌だ、という方は(あるいはそういう方を持つご家族は一緒に)一度日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会YouTubeで宇崎竜童さんや井上順さんら補聴器ユーザーの方のインタビューを見ていただくのもいいと思います。

コメンテータープロフィール

前田陽平

耳鼻咽喉科専門医、アレルギー学会認定専門医

2005年大阪大学医学部医学科卒業。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・指導医。日本アレルギー学会認定専門医・指導医。医学博士。市中病院勤務、大阪大学医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学助教を経て現在JCHO大阪病院院長補佐・耳鼻咽喉科部長。雑誌取材・メディア出演多数。臨床・研究の専門領域は鼻副鼻腔疾患・アレルギー疾患・経鼻内視鏡手術など。一般耳鼻咽喉科についても幅広く診療している。耳鼻咽喉科領域や診療に関わる医療情報全般の情報について広くTwitter(フォロワー4万人)などで発信している。 ※記事は個人としての発信であり、組織の意見を代表するものではありません。

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前田陽平の最近のコメント

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