【MLB】ドジャース・大谷は左肩亜脱臼か あす検査をして詳細な状態が判明へ ロバーツ監督が試合後に明かす
日本時間10月27日、ドジャースはヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に4対2で勝利。シリーズの対戦成績を2勝0敗とし、4年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて優位に立った。しかし、この試合では大谷翔平が二塁への盗塁を試みた際に左肩を負傷。試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の左肩について「亜脱臼だろう」との見通しを示した。米公式サイト「MLB.com」でドジャースを担当するフアン・トリビオ記者によると、あす精密検査が行われ、症状の程度、試合出場の可否など、詳細な状態が判明する見込みのようだ。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 ロバーツ監督は「我々は勇気づけられている」と語っており、初期段階の簡単な検査では大谷の左肩はそれほど重症ではなかったとみられる。トリビオ記者によると、大谷はワールドシリーズ第2戦の試合終了とほぼ同時にドジャー・スタジアムを後にして帰宅。「検査をするまで推測はできないが、我々は勇気づけられている」と最悪の事態を回避できる見込みであることを示唆した。 大谷はここまでワールドシリーズ2試合で8打数1安打、打率.125、OPS.472という成績。ポストシーズン全体では13試合で打率.260、3本塁打、10打点、OPS.863を記録しているが、盗塁は2度試みて2度とも失敗している。舞台をヤンキー・スタジアムに移すワールドシリーズ第3戦以降も出場できるのか、精密検査の結果が非常に気になるところだ。