Yahoo!ニュース

河嶌太郎

河嶌太郎

認証済み

ジャーナリスト(アニメ聖地巡礼・地方創生・エンタメ)

報告

見解「異世界転生」モノの読者層は意外と高く、30代以上がメインだといわれています。 主に女性向けの「悪役令嬢」モノも含めて、多くのテレビゲーム的なお約束がある特徴があります。 これらの世界観に没頭することが「現実逃避」かと言われれば、その側面自体はあるでしょう。 しかし、そもそもフィクションの世界に没頭すること自体もそうであり、「異世界転生」モノに限った話ではないはずです。 また、一方で、こうした世界は「メタバース」だと捉える見方も近年有力です。 あくまでも現実と表裏一体、あるいは延長線上にある存在として捉える人も少なくないだけに、「現実逃避」と決めつけるのは危険性があると考えます。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 河村鳴紘

    サブカル専門ライター

    解説「異世界転生」と現実逃避の関係は、記事の指摘通りでしょう。特に現在は、若者・中年のどちらも、ゲームに…続きを読む

  • 倉田雅弘

    ライター/編集者

    見解2019年に「小説家になろう」運営会社の方々に取材した際、ユーザーの年齢層を訊いたところ20代と30…続きを読む

コメンテータープロフィール

河嶌太郎

ジャーナリスト(アニメ聖地巡礼・地方創生・エンタメ)

1984年生まれ。千葉県市川市出身。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。「聖地巡礼」と呼ばれる、アニメなどメディアコンテンツを用いた地域振興事例の研究に携わる。近年は「withnews」「AERA dot.」「週刊朝日」「ITmedia」「特選街Web」「乗りものニュース」「アニメ!アニメ!」などウェブ・雑誌で執筆。共著に「コンテンツツーリズム研究」(福村出版)など。コンテンツビジネスから地域振興、アニメ・ゲームなどのポップカルチャー、IT、鉄道など幅広いテーマを扱う。

河嶌太郎の最近のコメント