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片平敦

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気象解説者/関西テレビ気象キャスター/気象予報士/防災士

報告

見解このアンケート結果は、防災情報の発信に携わる身としては、率直にありがたいと感じる内容です。 天気予報でもそうですが、「もし発生した場合には被害がとても大きい現象」が、「確率としては小さくとも」「通常よりは発生可能性が高まった」際、そのことをどのように広く伝えていくのが適切なのか。これは非常に重要な課題です。 現に起こっていること・そしてこれから科学的に見通せることについて、正しく理解され適切に利用されないと、むしろ社会の混乱や人々の疑念を生じさせることもあり得ます。そのためには、平時からの丁寧な解説が大切になります。また、その際にどう行動するかについては専門家と行政だけでなく、住民のみなさんにも事前に話し合いに参加していただいて一緒に検討し、コンセンサスを取ったうえで、予め計画として定めておくことが重要だと強く感じます。

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  • 中澤幸介

    危機管理とBCPの専門メディア リスク対策.com編集長

    見解発表はした方がよいというのは当然だと思いますが、問題は、情報の受け止め方です。的中率が低い情報は、オ…続きを読む

コメンテータープロフィール

片平敦

気象解説者/関西テレビ気象キャスター/気象予報士/防災士

1981年埼玉県生まれ。幼少時の夢は「天気予報のおじさん」で、19歳で気象予報士を取得。日本気象協会に入社後は営業・予測・解説など幅広く従事し、2008年にウェザーマップへ移籍した。関西テレビで2005年から気象解説を担当し約20年。newsランナー/旬感LIVEとれたてっ!/よ~いドン!/ドっとコネクトに出演中。平時は楽しく、災害時は命を守る解説を心がけ、いざという時に心に響く解説を模索し被災地にも足を運ぶ。趣味はアメダス巡り、飛行機、日本酒、プログラミング、阪神戦観戦、囲碁、マラソンなど。(一社)ADI災害研究所理事、大阪府赤十字血液センター「献血推進大使」、航空通信士、航空無線通信士。

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