今日1日も猛暑日続出 名古屋は40℃に迫るほど 28府県に熱中症警戒アラート
今日1日も九州から関東甲信を中心に最高気温35℃以上の猛暑日の所が続出。名古屋は今年最も高い39℃の予想。体温を超え、身体にこたえる暑さとなるでしょう。今日1日は沖縄と九州から関東甲信の28府県に熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症に厳重に警戒をしてください。
今日1日も気温上昇 名古屋は40℃に迫る
今日1日は沖縄と九州から東北を中心に強い日差しが照りつけて、気温がグングン上昇するでしょう。各地の最高気温は昨日31日と同じくらいか高く、九州から関東甲信を中心に、35℃以上の猛暑日となる所が多くなる見込みです。東京は35℃、名古屋は39℃と今年最も高く、40℃に迫るほどになりそうです。大阪は37℃、広島、高知は35℃、福岡や鹿児島は36℃の予想です。 北陸は昨日31日よりも気温が高く、各地で30℃を超えそうです。東北は30℃から33℃くらいで、平年並みでしょう。北海道は30℃に届かない所がほとんどですが、ムシムシと感じられそうです。
28府県に「熱中症警戒アラート」
今日1日は、九州から関東甲信の28府県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。東京など発表されていない所もありますが、それでも35℃を超えて猛烈な暑さとなりそうです。「熱中症警戒アラート」が発表されている地域はもちろん、発表されていなくても、熱中症には十分な警戒が必要です。
熱中症アラート 発表時の予防行動
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。 ①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。 ②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。 ③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。 ④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
日本気象協会 本社 小野 聡子