DAZN社長が激白!「値上げの理由」「無料配信戦略」から「収益多角化」まで
ダイヤモンド・オンライン
提言3年連続の値上げでついに月額有料料金が4,200円に達している。 年間では5万400円となる。2021年度の加入者100万人強とすると、単純計算で年間504億円程度の売上が想定できる。 しかし、Jリーグとの11年契約で2,395億円という放映権の仕入れ価格で考えると1年あたりJリーグのみで218億円という原価が43%も発生している。さらにW杯や、他の球技や格闘技やモータースポーツの仕入れの拡充を考えるとファネルが、逆三角形ではなく三角形という飯櫃な『フリーミアム』プランの拡充や広告での無料視聴枠の『興味・関心』の拡大は必須だろう。ポイントや仮想コインなどでBETできる仕組みなどのデジタル施策や、ゲーム中にチャットできるような仕様もほしいところだ。国内市場 Amazon Prime1,460万人、Netflix600万人、Disney+180万人 Hulu280万人、DAZN100万人強だ。
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1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで