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神田敏晶

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ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

報告

解説日本国内のユーザー数が発表されることがなかったNetflixの国内ユーザー数が1,000万人の大台に乗った(2021年度は600万人)。AmazonPrimeが1,620万人、そしてNHKの支払い世帯が3,580万人と二強に迫る勢いとなってきた。 ウェブサイトのPV数などと違い、Netflixの視聴には、長時間のアイボールを独占するので、地上波テレビやYouTube、そして有料放送などが影響を受けることだろう。当然、有料なので、無料のサービスよりも優先して視聴されることが想像できる。同時に日本発のIPが世界で視聴されるという意味では、日本映画を複数の配給会社に提供するよりも、Netflix一社で世界中に有料配信されていることは、視聴数に応じて契約をよりよい条件で獲得できるチャンスとなる。アウトバウンドのビジネスとしては、テレビや映画よりも金のなる木となりそうだ。

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  • 武井保之

    ライター, 編集者

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  • 濵田俊也

    文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

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コメンテータープロフィール

神田敏晶

ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで

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