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治部れんげ

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東京科学大学リベラルアーツ研究教育院准教授、ジャーナリスト

報告

補足気軽なバラエティ番組でハラスメントに関する意識を高められて良いと思いました。 数年前、ある企業でハラスメントに関する従業員アンケートと分析に関わった時のことを思い出しました。この企業では経営層(40~50代男性)のセクハラ発言が問題視されていました。加えて20~30代男性からベテラン女性社員が同世代や年上男性社員のセクハラめいた冗談を笑って受け流していることが問題だ」という声が寄せられました。 セクハラ発言をする人はもちろん、止めるべき立場の人が止めないことも問題だと気づかされる出来事でした。 ハラスメントは力関係があるところに発生します。女性活躍推進で、発言力を持つ女性が増えている中、女性も自身の言動に気を付けたり、同性の友人が男性に向けてセクハラに該当しうる発言をしたら注意する必要があるのです。

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  • 増沢隆太

    「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

    解説ファーストサマーウイカさんの説明がすべてだといえます。男性が女性に発するのはダメで、女性が男性へ、同…続きを読む

コメンテータープロフィール

治部れんげ

東京科学大学リベラルアーツ研究教育院准教授、ジャーナリスト

1997年一橋大学法学部卒業後、日経BP社で16年間、経済誌記者。2006年~07年ミシガン大学フルブライト客員研究員。2014年からフリージャーナリスト。2018年一橋大学大学院経営学修士。2021年4月より現職。内閣府男女共同参画計画実行・監視専門調査会委員、国際女性会議WAW!国内アドバイザー、東京都男女平等参画審議会委員、豊島区男女共同参画推進会議会長など男女平等関係の公職多数。著書に『稼ぐ妻 育てる夫』(勁草書房)、『炎上しない企業情報発信』(日本経済新聞出版)、『「男女格差後進国」の衝撃』(小学館新書)、『ジェンダーで見るヒットドラマ』(光文社新書)などがある。

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