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井出留美

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食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

報告

補足昨年も百貨店のケーキが崩れて宅配されたと報じられました。この時期はお歳暮やお年賀などで荷物が増え、宅配業者の負担も増しています。人手が足りないので慣れないアルバイトやパートも加わって、ただでさえ崩れやすいケーキを何事もなく運ぶのがどれだけ負担なことか….ケーキ店まで行くことができない方は宅配で運んでもらえれば助かりますが、近くのケーキ店で買える方は直接自分で買うのはどうでしょうか。昨年の百貨店の件があってもなお、企業側は毎年、季節商品のコラボレーション企画を立ててくるのでしょうから、消費者側もそれに飛びつく前に考えること。ケーキは宅配できないようにしてはどうかと思います。もっといえば、クリスマスでなく、日をずらして、作る側も買う側ももっと余裕を持って買ったり食べたりできないのか、恵方巻しかり、土用の丑の日の鰻しかり、その日しか売らない季節商品の消費について考え直すことも大切だと考えます。

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コメンテータープロフィール

井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』他。食品ロスを全国的に注目させたとして食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。https://iderumi.theletter.jp/about

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