補足保育園でも幼稚園でも小学校でも、「最後まで食べなさい!」の指導は昨今見かけません。アレルギー反応などもあり得ますので、無理に食べさせるのは先生たちにとっても怖いことです。 昭和の世代の子どもは(私もそうですが)、無理に食べた給食で苦手になった食材があった方も多いと思います。給食にいい思い出がない話も多いです。 一方で、現在の給食は「美味しい」という評価がかなり多いように見えます。栄養士の皆さんの知恵と工夫が凝らされています。日本の給食は世界の中でも高い評価がありますので、みんなで大切にして、無理に食べさせることなんかしないで、日本の強みにしていきたいと願います。
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コメンテータープロフィール
1974年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学経済学部卒業。株式会社丸井入社、人事、経営企画、海外事業など担当。2004年長女の誕生をきっかけに、“放課後NPOアフタースクール”の活動開始。グッドデザイン賞4回、他各種受賞。2011年会社を退職、教育の道に専念。子どもたちの「自己肯定感」を育み、保護者の「小1の壁」の解決を目指す。2013年~文部科学省中央教育審議会専門委員。2017年~渋谷区教育委員、2023年~教育長職務代理。2019年~新渡戸文化学園理事長。著書:子どもの「やってみたい」をぐいぐい引き出す! 「自己肯定感」育成入門(2019年発刊)
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