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教育評論家

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見解記事にあるような完食指導は人権に関わる大問題であり虐待です。未だに幼稚園、保育園、そして学校でも多くの子どもたちが給食のことで苦しんでいます。完食を迫る先生だと、食の細い子、食べるのが遅い子、苦手な食べ物がある子などは給食の時間が非常に苦痛になります。その結果、次のような弊害が出てきます。 ・食べられない自分はダメな子と感じて自己否定感にとらわれる ・先生への恐怖心を持つようになる ・鬱屈とした精神状態になり子どもらしい快活さがなくなる ・登校・登園を渋るようになり不登校のきっかけになる ・強制された食材が苦手になり一生食べられなくなることも ・会食拒否症になる ・食べること自体を苦痛に感じるようになる 子どもが給食で悩んでいる兆候があったら、先生と上手に交渉して子どもを救ってあげてください。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 井上智介

    精神科医/産業医

    見解最近の学校では、個人の完食指導はほぼ聞かなくなっていますが、過去に受けた心の傷はこのように深く残って…続きを読む

  • 平岩国泰

    新渡戸文化学園理事長/放課後NPOアフタースクール代表理事

    補足保育園でも幼稚園でも小学校でも、「最後まで食べなさい!」の指導は昨今見かけません。アレルギー反応など…続きを読む

コメンテータープロフィール

教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOk』などベストセラー多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。Instagram、Threads、Twitter、YouTube、Blog、メルマガなどで発信中。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。オンライン講演も可。お問い合わせは親野智可等の公式サイトから

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