補足記事内でも紹介されている放課後NPOのアンケート調査によると「小学校入学で子育ての負担が増えた」と答えた方は57%、そして「ストレス、イライラを感じるようになった」という方が67%いました。 「子育てと仕事の両立」のために必要なことを聞くと、「配偶者の理解(67%)」、「放課後の子どもの居場所(54%)」、「職場の理解(54%)」の順でした。 「放課後の居場所の充実」はもちろんですが、まずは配偶者にも職場にも「理解」が必要だ、という声が多く、社会が「小1の壁」に追いつかず、特に母親が対応を迫られていることが浮き彫りになりました。 このような全国調査でそうした声がさらに明らかになることを期待します。
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コメンテータープロフィール
1974年東京都生まれ。1996年慶應義塾大学経済学部卒業。株式会社丸井入社、人事、経営企画、海外事業など担当。2004年長女の誕生をきっかけに、“放課後NPOアフタースクール”の活動開始。グッドデザイン賞4回、他各種受賞。2011年会社を退職、教育の道に専念。子どもたちの「自己肯定感」を育み、保護者の「小1の壁」の解決を目指す。2013年~文部科学省中央教育審議会専門委員。2017年~渋谷区教育委員、2023年~教育長職務代理。2019年~新渡戸文化学園理事長。著書:子どもの「やってみたい」をぐいぐい引き出す! 「自己肯定感」育成入門(2019年発刊)
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