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畑中三応子

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食文化研究家/料理編集者

報告

補足割り箸を割るときは、大概お腹が減って急いで食べたいときなので、私の場合、乱暴に割ってどちらかが折れることがしょっちゅうです。これほど科学的にきれいに割るノウハウを丁寧に説明されたことは初めてで、さっそく試してみたいと思います。 ところで、箸が中国から日本に伝わったのは推古天皇期の7世紀初頭、遣隋使の小野妹子が当地で箸を体験し、持ち帰ったとされます。 箸は急速に広く普及して、奈良時代(710〜784)建立の東大寺付近から大量に出土した短い箸は、建設労働者が食事後に捨てたものと見られています。これが使い捨て箸の元祖。つまり、割り箸につながる使い捨て箸を発明したのは、日本人だったというわけです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 山路力也

    フードジャーナリスト

    補足どんなに裏技を使っても安価で雑な製造の割り箸は綺麗に割れません笑。消耗品で使い捨てのものなのでコスト…続きを読む

コメンテータープロフィール

『シェフ・シリーズ』『暮しの設計』(ともに中央公論社)編集長をつとめるなど約350冊の料理書を手がけ、流行食を中心に近現代の食文化を研究・執筆。第3回「食生活ジャーナリスト大賞」ジャーナリズム部門大賞、Yahoo!ニュースエキスパート「ベストエキスパート2024」コメント部門グランプリ受賞。著書に『熱狂と欲望のヘルシーフード−「体にいいもの」にハマる日本人』(ウェッジ)、『ファッションフード、あります。−はやりの食べ物クロニクル』(ちくま文庫)、『〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史』『カリスマフード−肉・乳・米と日本人』(ともに春秋社)など。編集プロダクション「オフィスSNOW」代表。

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