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濵田俊也

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文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

報告

見解私は番組コンテンツの観点からコメントします。 各種マスコミ報道での事前予想が覆ってしまいました。選挙戦開始により報道が抑制的になったタイミングで、ネットと街頭演説という「デジタルと体験」の影響が優勢になったようにみえます。「デジタルと体験」が重視される傾向は選挙に限ったことではなく、消費に代表されるさまざまな社会行動にあてはまる現代的傾向です。 テレビ局について言えば、報道番組の作り手は、今後、自分の作る番組の影響の程度、端的に言えば価値について、冷静に見極める必要を感じることになる選挙結果になったと思います。他の既存マスコミも同様で、マスコミ各社の事業としての根幹である、報道コンテンツのあり方が問われている、大変な出来事だと思います。

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    JX通信社 代表取締役

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コメンテータープロフィール

濵田俊也

文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

番組・動画・イベント関連を中心に、エンタテインメント全般関係のマーケティングの解説を行います。 大学で教員としてマーケティングの理論研究と教育を行い、テレビ局で番組・フェスプロデューサーとして実務活動してきました。経験に基づくわかりやすい解説に努めます。 文京学院大学経営学部教授(マーケティング、消費者行動、マーケティングコミュニケーション)、京都大学博士(経済学)、プロデューサー(〜16 TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)総合P)。主な研究と活動の領域は、行動変容、エンタテインメント(番組、動画、イベント、アイドル、ゲーム、ゲーミフィケーション他)

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