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有吉立

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アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当

報告

解説小さなハエを見つけたとき、「コバエ」と呼ぶことがありますが、実は「コバエ」という名前のハエは存在せず、ハエの子どもでもありません。小さなハエを総称してコバエと呼んでいますが、出てくるコバエがすべて同じ種類とは限らず、場所によって種類が異なります。料理に止まるコバエとしては、ショウジョウバエやノミバエが多いです。 この記事に書かれているように、部屋にもともと潜んでいたものが、たまたま料理に誘因されたと考えるのが自然です。そのため、部屋にコバエが発生しないようにすることが、料理に止まらせない方法と言えるでしょう。生ごみの放置でコバエが発生することが多いため、生ごみはナイロン袋などでこまめに密封し、ゴミ出しの日までニオイが漏れないようにすることで防ぐことができます。 夏場はコバエの発育が早いため、発生源をなくすことが最も重要です。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 成田崇信

    管理栄養士、健康科学修士

    見解大量調理の給食管理に関わってきた立場では、ショウジョウバエなどの昆虫が料理に止まった時に心配するのは…続きを読む

  • 天野和利

    時事通信社・昆虫記者

    補足ショウジョウバエはカブト、クワガタがやってくる酒臭い樹液にたくさんいます。発酵したものが好きなんです…続きを読む

コメンテータープロフィール

有吉立

アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当

兵庫県出身。都内の美術学校卒業後、 家具店店員、陶芸教室講師など虫とは全く関係のない職業に就いていたが、1998年に地元・赤穂のアース製薬に入社以来、害虫の飼育を担当している。しかし、現在も虫は好きではない。著書に「きらいになれない害虫図鑑」(幻冬舎)※記事は個人としての発信です。

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