Yahoo!ニュース

荒川和久

荒川和久認証済み

認証済み

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

報告

補足男が男を騙す国際ロマンス詐欺が今後も増えるだろうと思う背景には、全世界的な男余り現象があります。 日本単独でも未婚男女の人口差は430万人の男余り(2020年国勢調査)です。仮に、全未婚女性が結婚したとしても430万の男には相手がいないことになります。中国では3000万人以上、インドでは5000万人の男余りだと推計されています。アジア諸国合計では2億人の未婚男余りです。 これはそもそも出生比率が男児の方が女児に対し1.05と多いことと、医療の発達で乳幼児死亡率が減ればそのまま男女差が変わらないことによります。国内では相手がいないからと海外に活路を見いだそうとしても、基本的に全世界男余りなので詰んでいます。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった440

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 多田文明

    詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

    提言ロマンス詐欺は日本でも多くの被害が起きていますが、世界中で起こっています。美男美女になりました顔写真…続きを読む

コメンテータープロフィール

荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。

荒川和久の最近のコメント