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荒川和久

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独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

報告

見解2040年には高齢の一人暮らし人口が1000万人を超えると推計されてるわけで、当然この中には増えている生涯未婚者・生涯無子者も含まれるため、親族のない無縁死は確実に増えるだろう。また、仮に子などの親族がいたとしても、生前に縁切り状態になる場合により、引き取り拒否という形での結果的無縁死も増えている。 無縁死の場合の取り扱いマニュアルも必要だが、今後はその前段階の対応も検討する必要がある。それは「高齢単身者が人知れずひっそりと一人で死んでしまっても、誰かが発見できる仕組みやテクノロジーの開発」であり、「老後一人ぼっちになった場合でも、自分の死後のことを生前に何らかの形で委託できるような制度なりサービス」である。 生きているうちにそれぞれが自分の死後のことを整えていくことが当たり前の時代になるかもしれない。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 岡部卓

    岡部卓認証済み

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    新潟医療福祉大学教授・東京都立大学名誉教授

    補足無縁遺体の増加は、単身者化の進行、コミュニティ(家族・地域・職域等)の機能低下(集団性・共同性・関係…続きを読む

  • 高野龍昭

    東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授/介護支援専門員

    見解法的な規定を突き詰めて言えば、子(成人以降も含む)は、親の介護や扶養、葬送などの絶対的な義務を負って…続きを読む

コメンテータープロフィール

荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。

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