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安藤隆人

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サッカージャーナリスト、作家

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見解オーストラリアは日本と同じ【3-4-2-1】の布陣を敷き『ミラーゲーム』を挑んできました。それはよくある形なのですが、先制するまでの相手はミラーゲームの戦い方をよく理解している印象を受けました。5バックになって受け身になるのではなく、三笘選手と堂安選手の攻撃的両ウィングバックをケアしながらも、頻繁に高い位置を取り、日本の攻撃のベクトルを前に出させないようにしてきました。後半も立ち上がりは同じような形で入り、先制をしてから明確な5バックにしてきましたが、逆にこれが日本にとってありがたい展開となりました。日本は両ウィングバックを再び高い位置でプレーさせられるようになり、途中出場の中村選手の突破からオウンゴールを誘発し、同点に持ち込むことができました。勝ち越しができなかったのは残念ですが、巧みに戦ってくる相手に対してオウンゴールで失点、敗戦という最悪なシナリオを回避したのは日本の力だと思います。

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コメンテータープロフィール

安藤隆人

サッカージャーナリスト、作家

岐阜県出身。大学卒業後5年半務めた銀行を辞めて上京しフリーサッカージャーナリストに。ユース年代を中心に日本全国、世界40カ国を取材。2013年5月〜1年間週刊少年ジャンプで『蹴ジャン!SHOOT JUMP!』連載。Number Webで『ユース教授のサッカージャーナル』を連載中。全国で月1回ペースで講演会を行う。著作(共同制作含む)15作。白血病から復活したJリーガー早川史哉の半生を描いた『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』、カタールW杯27試合取材と日本代表選手の若き日の思い出をまとめたノンフィクッション『ドーハの歓喜』が代表作。名城大学体育会蹴球部フットボールダイレクターも兼務。

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