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天野和利

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時事通信社・昆虫記者

報告

補足Gみたいな衛生害虫だともっと大騒ぎになったり、メーカー側もより丁寧な対応になったかも。でも入っていたのが悪臭系の果樹カメムシだった場合には、袋内に悪臭が充満する恐れもあるので一大事と捉えた方が良かったでしょう。カメムシの悪臭には、刺激性もあって、狭い容器内に閉じ込めるとカメムシ自身が死ぬこともあります。また皮膚に悪臭の成分が付くとヒリヒリすることもあるので、一種の毒虫(サシガメなど肉食系のカメムシだと獲物を仕留めるための毒を持っているものもいる)と言えなくもないです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 増沢隆太

    「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

    提言この報道内容通りだとすれば、シャトレーゼ側の対応に問題があると思います。 この手の異物混入では、一方…続きを読む

コメンテータープロフィール

天野和利(あまのかずとし)。時事通信社ロンドン特派員、シンガポール特派員、外国経済部部長を経て現在は国際メディアサービス班シニアエディター、昆虫記者。加盟紙向けの昆虫関連記事を執筆するとともに、時事ドットコムで「昆虫記者のなるほど探訪」を連載中。著書に「昆虫記者のなるほど探訪」(時事通信社)。ブログ、ツイッターでも昆虫情報を発信。

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