「サイボーグ・ゴキブリ」は未来の捜索救助隊員か 豪研究
CNN.co.jp
補足サイボーグ・ゴキブリと聞けば、一般人でも生物兵器が頭に浮かぶので、軍事関係者はすぐに飛び付くでしょう。でも昆虫の場合、繁殖させたり、長期生存させるには餌が必要なので、民生用にせよ、軍用にせよ実用化は相当難しそう。それよりは昆虫の機能性(トンボやセミのように飛んで移動するとか、ナナフシのように枝に擬態しながら移動するとか、ゴキブリのように狭い隙間を敏捷に動き回るとか)を研究して、虫型の極小ロボットを作った方が利用範囲が広い気がします。敵地に潜入して情報収集するには、現地に多い虫に似せたロボットが役立ちそう。ただ、敵地に昆虫マニアがいると、捕獲されたり、偽装が見破られたりするリスクが高いでしょう。
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天野和利(あまのかずとし)。時事通信社ロンドン特派員、シンガポール特派員、外国経済部部長を経て現在は国際メディアサービス班シニアエディター、昆虫記者。加盟紙向けの昆虫関連記事を執筆するとともに、時事ドットコムで「昆虫記者のなるほど探訪」を連載中。著書に「昆虫記者のなるほど探訪」(時事通信社)。ブログ、ツイッターでも昆虫情報を発信。
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