【町田市】ものづくりとの出会いの場所「小野路やまいち2023」が5月4日・5日に開催されました
GWも終わり、新緑だった緑も色味が深くなってきました。GW後半に「小野路やまいち」へ行ってきたので紹介します。
小野路町(おのじまち)は町田市北部に位置する緑豊かなエリア。江戸時代には大山街道の宿場町としても栄えた場所です。
ものづくりをする人たちが山に集う
いつでもどこでも便利に手に入るようになった「もの」。どこで誰がつくったのかわからないまま消費されるのが多い「もの」。
「小野路やまいち」は、作り手との対話を通して思いが伝わる場を目指して開催されました。ここでは、どこでどんなふうに作られたのかがわかる「もの」が売買されます。
- 自然の中での「ものづくり」への出会い
- 自然との共生の中で生み出された「もの」への出会い
- 作り手との出会い 〜作り手との対話〜
- 自然との出会い〜木のぬくもり、土のにおいを感じる〜
5/4と5の2日間、小野路町を中心に近隣からも作り手やアーティストが集まり、イベントは開催されました。
会場となったのは、家具工房 KASHO やまの広場です。
衣・食・住にかかわる様々なジャンルの作り手が集まる
開始時間少し前には御囃子による演奏が行われました。
実行委員会による挨拶後、10時半になったらゆっくりと、坂を登ります。
入り口にあった古い板にチョークで書いた看板からも、手仕事の良さが伝わりますね。味があってかわいい。
登った先には会場となる広場があり、作り手のテントが点々と並びます。
広い敷地は年配の方や子供たちも安心して来られるようにと、同志による草刈りが事前に行われたそうです。
各テントには、手編みかごや木工品など温かみを感じる作品が並んでいました。
お弁当屋さんやパン屋さん、焙煎珈琲のお店も。
お店と位置がわかる案内板も各所にあり、ときどき立ち止まって場所を確認する人も見られました。
木漏れ日の中で自然を味わう
広場では子供も大人も、のびのびと気持ちよさそうに過ごす姿が印象的でした。
第2広場では、場所を提供されている家具工房KASHOによるスツール作りのワークショップなども開催されました。
時間が合わずワークショップの様子は見られませんでしたが、木の温もりが伝わる作品が工房に並んでいました。
町田市名産品に選ばれている「小野時まな板」は実際手に取ると、手作りの良さが感じられます。まな板として使用するだけでなく、インテリアとしても人気があるそうです。
広場をひとまわり、ふたまわりしたら小腹が空いてきたので再びお弁当屋さんのテントへ。
腹が減っては戦ができぬ!おだんごと迷って山菜おにぎりを選びました。
形がかわいいですよね。俵型でも三角でもない、何型なんでしょうか〜。
聞きそびれてしまいましたが、自然の中で食べる山菜おにぎりは美味しかったです。
他のマルシェで会えるお店も
マルシェをまわっていたら、何名もの顔馴染みの作り手さんたちにお会いしました。
その一つがコトコトYugeさん。ハンドメイドによるお洋服とアンティーク古道具のお店です。
「小野路やまいち」は残念ながら今回の開催で最終回です。
いくつかの作品は、以前紹介した、玉川学園前駅で月に一度行っているニチヨウツキイチでも手に取れます。
小野路の竹炭を使って作られた商品もその一つです。
作り手さんの手によって完成した思いが詰まった「もの」が集うマルシェ。町田市にこんなにたくさんの作り手さんたちがいると改めて認識したイベントでした。
小野路やまいち 2023 vol.8(最終回)
開催日時:5月4日(木)・5日(金)10:30〜16:00
会場:家具工房KASHO、やまの広場(住所:町田市小野路町2284-1)
駐輪場:有 / 駐車場:無
アクセス方法:小田急線鶴川駅北口5番バス乗り場より乗車約10分「下堤」下車徒歩3分
URL:公式HP