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新型コロナで外出自粛要請が… ワンコの散歩問題をテクノロジーが解決してくれる?

石井万寿美まねき猫ホスピタル院長 獣医師
(写真:ペイレスイメージズ/アフロイメージマート)

ヨーロッパでも新型コロナウイルスの影響で外出禁令が出ているところが多くあります。閑散とした街中がニュースで映し出されていますね。日本でも、東京都や大阪などが外出自粛要請を出しました。不要不急の外出を控えるようにということですが、愛犬家にとっては、ワンコには心ゆくまで散歩させたいですよね。そんな中、以下のような動画が話題です。

このワンコは、キプロス共和国に住んでいるとか。飼い主は、自宅の玄関でドローンを操作してワンコを散歩させています(ウンチなどの排泄物をドローンが処理してくれないので、その問題は残りますね)。

このように、家を出られないときにも、ワンコにも幸せに暮らしてほしいと思っていろいろと工夫している人がいるのですね。これからも開発が必要なのでしょうが。

ドローンと遊ぶワンコ

筆者は、これから新しいテクノロジーが世界を変えるのかもしれないと思って、犬がドローンと遊んでいる動画を探してみました。

ドローンを駆使して、ボールで遊んでいますね。シーズーは、おとなしいイメージがありますが、喜んでいるようです。

海外の動画なので、広大な敷地でうらやましい限りですね。これを見ると、シェットランド・シープドッグなどの猟犬にも向いています。そして、フリスビーなどが好きな活発な子にもいいようです。運動が大好きなワンコには、ドローンはいいアイテムになる可能性がありますね。

小さなドローンを使って室内で遊ばせている映像は、日本でも参考になりそうですね。

(くれぐれも事故にだけは気をつけてほしいものです。)

ワンコのお散歩するときの注意点

人混みは避けて散歩させてくださいね。人に会ったときも距離を置いて、話しましょう。

散歩から帰ったら、被毛を除菌シートなどで消毒する(アルコールを直接被毛にかけるのでなく、アルコールのついたもので、被毛を消毒。目や耳や口に入らないように、アルコールが蒸発するまでよく見ておいてあげてきださいね。火気厳禁)。犬や猫は、毛づくろいをするため、被毛にウイルスがつくと舐めて、体に入るので、このようにしてくださいね。

まとめ

新型コロナウイルスの影響で、イライラがたまりやすい時期ですね。このような動画を見て楽しんでいただければ、嬉しいです。活発なワンコは、このようなテクノロジーが役に立つ予感がします。飼い主が散歩させることは、コミュニケーションにおいても重要ですが、それにドローンを組み合わせるとワンコの運動量が増えてよいですね。

まねき猫ホスピタル院長 獣医師

大阪市生まれ。まねき猫ホスピタル院長、獣医師・作家。酪農学園大学大学院獣医研究科修了。大阪府守口市で開業。専門は食事療法をしながらがんの治療。その一方、新聞、雑誌で作家として活動。「動物のお医者さんになりたい(コスモヒルズ)」シリーズ「ますみ先生のにゃるほどジャーナル 動物のお医者さんの365日(青土社)」など著書多数。シニア犬と暮らしていた。

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