後悔したくない!理想のグランドカバー植物を選ぶためのチェックポイント
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
グランドカバーとは地面を覆って広がり、庭の余白を埋めてくれるありがたい植物です。
雑草防止にもなりますし、土の乾燥や地温が上がることを抑える役目もします。
花壇にあれこれ植える余裕がない時でも、とりあえずグランドカバーを植えておけば見た目が整います。
とても便利なグランドカバーですが、厳密なジャンルがあるわけではありません。
最近は低く広がって育つ多年草なら全てグランドカバー向きとされています。
これでは希望通りのグランドカバー植物になかなかたどり着けません。
面積を広く植えるグランドカバーは失敗すると植え替えが大変です。
どうすれば植える場所にぴったり合ったグランドカバーを選べるのでしょうか?
まずはチェックポイントを押さえておきましょう。
どこに植えるのか
花壇に植えるグランドカバーの注意点
- 繁殖力が旺盛な植物は避ける
- つる性植物は避ける
花壇のベースとして植えるなら、あまり繁殖力が旺盛でないものにしましょう。
繫殖力の強い植物を土の条件が整った花壇に植えてしまうと大変なことになります。
グランドカバーが花壇を乗っ取り他の植物を枯らしてしまうのです。
つる性の植物も避けて下さい。
地面に這って広がる性質のグランドカバーですが、アイビーなどのつる性植物は植栽の木や家の壁に絡まって上に這い上がってしまいます。
花壇ならグランドカバー向きとされている花苗を植えるのがいいでしょう。
園芸店で売っているような花苗なら一気に繁殖して他の植物を傷めることもありません。
花壇には空き地に植えるようなグランドカバーは不向きです。
スーパーアリッサム、アシュガなどの花苗は花も楽しめて一石二鳥。
日照条件さえ合えば選択肢は多いと思います。
草丈、花色で好みのものを選びましょう。
空き地に植えるグランドカバーの注意点
- 繁殖力の強い植物にする
- 踏みつけに強い、踏んでも滑らない植物にする
- 草丈の低いものにする
- つる性植物は避ける
花壇に植えるグランドカバーと空き地に植えるグランドカバーは別物です。
こちらのグランドカバーに求められるのは放置していても枯れない強さと雑草防止力です。
通路の敷石の間を埋めるようなものを期待しているのなら、葉が大きなものや厚みのあるもの、多肉植物は避けて下さい。
天気の良い時は気になりませんが、雨の日に踏むと意外に滑ります。
空き地のグランドカバーもつる性などの這い上がる性質の植物はやめておきましょう。
フェンスを這い上がって隣の敷地に侵入する可能性があります。
空き地向きのグランドカバー植物は苗としてではなく種で売っていることが多いです。
ホームセンターでチェックしてみて下さい。
多年草は常緑とは限らない
グランドカバー植物は基本的に多年草。
一度植えたら毎年種をまいたり苗を植えたりする必要はありません。
でも一年中青々としているわけではありません。
これは一番よくある勘違いです。
多年草であっても生育期と休眠期があり、休眠期は地上部が枯れてしまいます。
グランドカバーに使うなら、どの時期に枯れてしまうのか確認しておきましょう。
一年中枯れないのは常緑植物のみ
一年365日、常に緑鮮やかに地表を覆っていて欲しい。
そう考えるなら多年草の中でも常緑植物を選んで下さい。
手のかからない常緑植物は人気が高く、最近はかなり品種が増えています。
目立つ場所のグランドカバーに注意
これは私の失敗談です。
とにかく強いグランドカバーが欲しくてクラピアを植えました。
最強のグランドカバーとして大人気のクラピア。
クラピアの休眠期は冬。
冬には葉がなくなり、枯れ枝をばらまいたようになってしまいます。
そこは承知の上で植えたのですが、夏も見た目がイマイチなのです。
ネットで見た時は花が可愛いと思ったのですが、1センチ足らずで正直存在感がありません。
それよりも目立つのは枯れた花。
遠目にみるとゴミが落ちているみたいに見えてしまいます。
毎日マメに取っていますが、人目に付く場所では清潔感がなく失敗だったなと思っています。
裏庭以外は抜いてしまうか現在検討中。
クラピアは休眠期なら比較的簡単に撤収できます。
グランドカバーで庭や空き地の印象はガラリとかわります。
リフォーム感覚で場所にあったグランドカバーを楽しんで下さい。
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