2024年12月19日オープン

あの福岡で行列ができる味噌ラーメンの人気店「らーめん はや川」が、2024年12月19日に満を持して3店舗目をオープン。高宮本店、京都祇園店に続き、「警固店」が新たに登場。高宮本店は、せっかくグルメにも登場し更なる人気を増す中、京都祇園店をオープンしたのも2024年5月。さらに、福岡の警固交差点そばに同年展開するという、元々人気店ではありましたが、益々勢いが増している博多を代表する味噌ラーメン店。今回オープンした「警固店」は、警固交差点から天神側へ国体道路に入ったすぐ、以前は〈まぜ麺 田しゅう〉があった場所です。

そしてこの「らーめん はや川 警固店」が驚きなのが、営むのは現役のJリーガー、アビスパ福岡の選手〈金森 健志さん〉なのです。実家が製麺所でもある金森選手は、交流のあったはや川のオーナー〈谷口しん さん〉にお願いして今回のオープンが実現したようです。サッカー選手とラーメン屋という二足のわらじ、これもまた凄い。当然ながら現役選手、常時お店に立つことは難しいでしょうが、オフシーズンなんかは、できるだけお店に立ちたいという想いもあるようです。

お店に入れば、L字型のカウンターと窓際にテーブル席があります。白木の明るい綺麗なレイアウトです。ガラス張りの開放感もある店内で、一人でも気軽に立ち寄れます。

メニューは基本の味噌ラーメンに、つけめんや限定麺も用意。らーめん食べるも良し、サクッとちょい飲みでも良し、というラインナップは、高宮本店と京都祇園店が合わさったメニュー構成となっているようです。昼も夜も楽しめそうですね。

特製味噌らーめん（増辛）

いわゆる全部乗せ、特製味噌らーめんをいただきました。辛さは無と有、そして増が選べますが、増辛でチョイス。海苔が3枚の豪快なビジュアル、その中には、メンマや味玉、ねぎにもやしと具材がたっぷりなのですが、チャーシューがすごい。ロースにバラ、さらに鶏までトッピングされた、さすが豪華な仕上がりです。

横から見ても、丼の縁に立つ海苔をはじめ、チャーシューが盛りっと。その下にもさらに具材があるという、立体感もありボリューム感も満載のビジュアルです。

複数の味噌やスパイスを配合している「はや川」のオリジナルブレンドの味噌ダレを、鶏ガラや豚骨ベースにあわせたスープは絶品で、芳醇な香りも良いです。

濃厚で味噌やスパイスが絡む奥深いスープは旨味がしっかりと伝わってくる。そして後味はスッキリと美味しくクセになりそうなスープ。

濃厚スープにあわせるのは平打ちのちぢれ麵。太めでもちもちっとした食感が、スープを絡めて味を引き上げながら、食べ応えもあり美味しい。

３種類のチャーシュー

この特製味噌らーめんやチャーシューめんには３種類のチャーシューがトッピングされています。これがまた、それぞれにこだわりがあって美味しい。まずは、低温調理の綺麗な豚肩ロース。

さっぱりといただける鶏むね肉。

柔らかくもジューシーな豚バラ。この３種類のチャーシューを食べ比べながらいただくだけでも美味しく楽しい。

さらに、とろーり半熟の味玉もあります。

〈増辛〉をチョイスすると、別に小皿で辛味ダレをいただけます。最初からかけるも良し、途中で加えて辛さの刺激を楽しむもよし、お好みでいただけます。

濃厚で味噌の深みある味わいに、辛さの良い刺激が加わった一杯。麺もスープも旨味はあふれながらくどくなく、さっぱりといただけるのでもちろん完食。白い丼は、店名だけが刻まれるシンプルなデザイン。

卓上にはおしぼりに箸入れ、調味料はコショウに唐辛子です。味噌らーめんには、パラパラっと唐辛子の刺激を加えてもいいですね。

福岡を代表する味噌らーめんの行列店が、遂に満を持して3店舗目を福岡警固にオープン。そこには、現役のサッカー選手が決断した一杯が。アビスパ福岡で活躍中の金森選手は、今は現役であれ、今後のセカンドキャリアも考えての出店だそうです。サッカーでもプロという超一流、らーめんの味もまた人気を博す超一流。はや川のファンのみならず、金森選手のファンにも注目の新店です。

らーめん はや川 警固店