2024年7月11日オープン

JR二日市駅目の前に、またまた二郎系が登場。本格派というより、二郎系をリスペクトしてオープンしたお店のよう。長屋のような建物にはカフェなんかもある一角に、ラーメン屋さん、しかも二郎系とは思えないオシャレな佇まい。そして「ラーメンはなこ」という名前も、暖簾や幟のフォントも、すごくポップで可愛らしいお店です。つい先日、本家のラーメン二郎が朝倉へ出店。ここ数年、他にも徐々にお店も増えてきて、福岡の二郎系もアツくなってきたなぁという感があります。

ふとカフェのように思ってしまう、ガラス張りで照明やインテリアもオシャレな店内。L字型のカウンターのみで、7～8席くらいでしょうか。綺麗で清潔感もあり、ラーメン屋さんとは一線を画す佇まいです。

メニューは、〈はなこラーメン〉と〈汁なし ななこ〉です。麺の量が選べて、豚マシや味玉マシなどトッピング増量も選べます。はなこラーメンの、量は中間の〈中〉で注文してみました。

メニューをチョイスしたなら〈はなコール〉を。二郎系ならではですね。タマネギ・アブラ（背脂）・ニンニクは、〈ぬき〉からマシマシの〈ハナマル〉までがコールでき、辛ニラは、〈ぬき〉か〈ふつう〉を選べます。全マシの辛ニラふつうでコールしました。

着丼と同時に目の前で丼の上から炙ります。「今日もラーメン炙ります」だそうです。リアルな炙りチャーシューですが、これが香ばしい香りと共に食欲をそそります。そして、この演出は見てるだけでも楽しめますね。

はなこラーメン（中）

漆黒のスープにチャーシュー、タマネギ、ニンニク、ニラ、背脂と並び、真ん中には味玉がトッピング、鮮やかな仕上がりですね。

これで麺の量が中（200ｇ）、コールは全マシで丁度良いサイズ感。これは、大（300ｇ）の全ハナマル（マシマシ）でもいけそうな気がします。タマネギやニンニクは新鮮で、辛ニラも良い感じに味付けされてます。

漆黒のスープは見た目とは裏腹に、醤油辛いという印象はありません。熟成された醤油の味わいはまろやかでコク深く、さらにタマネギやニンニクの旨味が加わり奥深い味わいに。飲み進めるほどに深みが増していきます。

そしてこのモチモチの太麵が美味い。ボリュームありそうなんですがスルスルっといただけます。スープのまろやかな旨味を麺がうまく絡めながら、麺の食感や味わいも良く結構あっさりといただけます。

目の前で炙ってもらったチャーシュー。薄切りで枚数が多いのが食べやすい。炙りの香ばしさとタレの味、そしてお肉の旨味と最高です。チャーシュー増しでも良いかも。

お店の壁面の一部には、福岡のラーメン屋さんやインフルエンサーさんのステッカーが貼られています。いろんな有名な方も訪れているんだなぁと実感します。

またまた福岡で二郎系のニューカマーが登場。とはいえ、ガッツリ二郎というより、お店の雰囲気もお味もスタイリッシュでオシャレな感じ。これは女性にもおススメな一杯です。麺の量も、はなコールもカスタマイズできるので、自分好みの一杯をチョイスするのも楽しいかも。二日市駅を出て目の前の通り、青空の下のこの建物を見れば、カフェや古着屋さんとも思えちゃいますが、実はポップでかわいいラーメン屋さんです。

ラーメンはなこ