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「軟水と硬水」←「どっちがいいの?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

唐突ですが、皆さん「料理」は好きですか?

私の記事を読んでいるくらいなのできっと、『好きだわ』という方が多いのではないでしょうか?料理が好きになってハマると…『このメーカーの醤油が1番美味しい』や『このスパイスはお肉に合う』など、料理に対する「こだわり」というものを持つようになっていきます。こうなったら、料理はさらに楽しくなります。

今回は、そんな「こだわり」を持ち始めた方にぜひ見て頂きたい内容となっています。その内容とは…「水」

水は大きく分けて…「軟水」「硬水」がありますが、我々が普段、料理をするときに使うべきなのはどちらなのでしょうか?

今回の目次

  1. 使い分けるべき?
  2. 軟水と硬水の違い
  3. 「軟水」を使うべき料理たち
  4. 「硬水」を使うべき料理たち
  5. まとめ

使い分けるべき?

そもそも、「軟水」と「硬水」は料理によって使い分けるべきなのでしょうか?

答えは…YES!

しかし、これは絶対に使い分けないといけない、ということではなく「余裕がある方」や「こだわりを持つほど料理が好きな方」にぜひ、やって頂きたいと思います。

使い分けがあるということは、この料理は→「軟水」、この料理は→「硬水」と、料理ごとに適した水があるのです。

では、軟水はどのような料理にむいていて、硬水はどのような料理にむいているのか?それぞれ詳しく見ていきましょう。

軟水と硬水の違い

まず、軟水と硬水の違いは大きく分けて2つあります。

1つ目は…「硬度」/2つ目は…「ミネラル」

実は…水の硬度はWHO(世界保健機関)で定義されています。

・軟水→60mg/L 未満
・中程度の硬水→60~120mg/L
・硬水→120~180mg/L
・非常な硬水→180mg/L 以上

そして、水の硬度は「ミネラルの含有量」に大きく影響します。皆さんに覚えてもらいたいことは…「水は軟水よりも硬水の方がミネラルが多い」

このミネラルこそが、料理の仕上げに影響を与えるのです!←ココ大事

では、具体的にどの料理が軟水向きで、どのような料理が硬水向きなのでしょうか?

「軟水」を使うべき料理たち

まずは、「軟水」から見ていきましょう!

コーヒーと紅茶 :軟水はミネラルが少ないため、コーヒーや紅茶の繊細な風味を引き出し、苦味や渋みを抑えることができます。

パンやピザの生地 :ミネラルの少ない水は、イーストの活動を促進し、生地の発酵を改善する効果があります。

うどんや蕎麦 :うどんや蕎麦などの麺は、軟水を使用することでより滑らかで喉越しの良い食感になります。

米の炊飯 : 軟水を使って炊いたご飯は、ふっくらとして適度な粘り気があり、おいしく仕上がります。一方、硬水で炊くと、水中のカルシウムがご飯の食物繊維を硬くしてしまうため、炊きあがりのご飯も硬くなってしまうのです。

「硬水」を使うべき料理たち

続いて、「硬水」を見ていきましょう!

パエリア・ピラフ:お米料理で、歯ごたえを残したいときは、硬水が向いています。これはつまり先ほどの「米の炊飯」と真逆のこと。

お肉の煮物:硬水に含まれるミネラルはアクを出しやすくしてくれます。さらに、それだけでなく、お肉の臭みまでも消してくれる効果も期待できます。

パスタ:硬水はパスタを茹でる際に理想的で、ミネラルがパスタに弾力を与え、しっかりとした食感を生み出してくれます。

まとめ

  • 軟水と硬水はミネラルの含有量が違う
  • ミネラルは料理の仕上げに大きな影響を与える
  • ミネラルが多いことはメリットだけでなく、デメリットにもなり得る
  • 但し、これは料理上級者向けである

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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