【夏の防災】知らないと損する!「暑さ」にどう備える?地震・台風・停電などの災害時に役立つ防災知識2つ
もと海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨災害で被災した川崎みさです。
真夏に起きる災害では、災害だけでなく「暑さ」対策も必要です。そこで本記事では、海上保安官時代の経験をもとにわが家がやっている災害時の「暑さ対策」をご紹介します。
1.防災グッズに「布ハンカチ」を足す
「夏」と「冬」では災害への備えで必要なモノが変わります。「布ハンカチ」はわが家では夏になったら防災バックに追加するモノのひとつ。
布ハンカチは生地が薄いため乾きやすく、濡らして首に巻くと体温を奪いながら水分が蒸発し身体を冷やしてくれるので、暑さ対策になるのです。
薄手もタオルも、試しに濡らして首にかけてみましたが、「分厚さ」からか乾くよりも先に暑すぎる気温のせいで濡れた部分が温まってしまい、より暑く感じたため大失敗。ですので、冬なら「薄手のタオル」で首を温め、夏は「布ハンカチ」で首を冷やすと使い分けるのがおすすめです。
布ハンカチを首に巻けば「日焼け対策」にもなるので、家に余っている・もう使わなくなった布ハンカチがあれば、捨てる前にぜひ防災グッズにしてくださいね。
※これは、あくまでも災害時に停電になってしまった際の応急処置。電気が使用できる場合はクーラーなどで涼しい環境を整えるのがベストです。
2.少量の水で肌をぬらす
布ハンカチがない、停電でクーラーも使えないという場合、少量の水で肌をぬらすのも「暑さ」対策のひとつです。腕や脚、首など外気に触れる部分に、化粧水より少し多めの水を手のひらにのせて、身体をぬらせばスーッと涼しさを感じます。
※海水や汚れた水は肌を傷める可能性があるため、肌に水をぬる場合は「真水」を使ってくださいね。
夏の防災「暑さ」対策2つ
1.防災グッズに「布ハンカチ」を足す
2.少量の水で肌をぬらす
真夏の災害対策では、災害だけでなく「暑さ」にも備える必要があります。今回ご紹介した2つは「知って得する防災知識」としてぜひ覚えておいてください。