【宗像市】むなかたびとのルーツを知る!ロマンあふれる遺跡歴史公園は市民の憩いの場です♬
JR東郷駅から歩いて15分、西鉄バスなら田熊バス停から2分という「いせきんぐ宗像」は、住宅街に広がる遺跡歴史公園であり、市民の憩いの場です。
広々とした原っぱに、弥生時代の集落遺跡が点在します。
公園内には駐車場はもちろん、案内管理室、トイレなど施設が充実していて安心して利用できます。
◇公園の利用案内
ここ「いせきんぐ宗像」は、正式名称「宗像市田熊石畑(たぐまいしはたけ)遺跡歴史公園」といいます。
住宅街にあって交通の便もよく、古き弥生人のロマンを感じながら、散策を楽しむのによいところです。
【所在地】
〒811ー3431 福岡県宗像市田熊2丁目2ー13
【案内管理室】
無料ガイド受付や利用相談、問い合わせの窓口です。(9:30~15:30)
※12月29日~1月3日は休み
電話/0940ー37ー0182
【駐車場】
無料/57台(大型バスも可)
利用時間/7:00~19:00(夏季)
7:00~18:00(冬季)
※詳しくはお問い合わせください。
【トイレ】
2か所設置されています。
利用時間/駐車場と同じく
【寄合処】
40人程度の講座、体験学習、ミニ展示などを行う多目的施設です。
※閉園日はありません。
いせきんぐ宗像ホームページ参照
◇公園内へ
遺跡について詳しく知りたい方は、無料でガイドをお願いできます。
この地での調査が、宗像地域での最初の考古学的発掘調査となりました。
有力集団ムナカタ族のルーツがここに!?
宗像の弥生文化を見直す大切な田熊石畑遺跡です。
ここから公園内へと入っていきます。
◇点在する遺跡群
食料などを貯蔵、収納する穴倉を「貯蔵穴」といい、弥生時代の前~中期にかけて多く作られていました。
掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)は、地面に穴を掘り直接そこに柱を立てる伝統的な日本の建物で、20年ごとに遷宮が行われることで知られる伊勢神宮正殿も同じ様式です。
この区画墓は、北部九州でも有数の有力者集団が眠る墓域です。
右に映るのは、竪穴住居です。
竪穴住居は地面を掘って半地下式にした原始住居です。
竪穴住居の骨組みです。
広々とした公園内は、やわらかな草におおわれた草原のようです。
弥生人がこの地で生活していたのをイメージしながら散策していると、古代のロマンを感じます。
たまには「いせきんぐ宗像」で、ロマンチックな世界にひたるのも良いのではないでしょうか。