ラミレスは通算250本塁打に到達。アルバレスとウィットJr.は同じ試合でシーズン30本目
9月1日、ホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)は、シーズン34本目のホームランを打ち、通算250本塁打に到達した。
250本塁打以上を記録した選手は、250人以上を数える。ラミレスが253人目だ。ただ、スイッチ・ヒッターに限ると、ラミレスを含め、15人しかいない。現役選手は、319本塁打のカルロス・サンタナ(ミネソタ・ツインズ)とラミレスの2人だ。
9月1日を終えた時点で、シーズン20本塁打以上の選手は、以下のとおり。
ミニッツメイド・パークでは、9月1日に、2人がシーズン30本目のホームランを打った。ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)は、4回裏の29本目に続き、6回裏に30本目。前日の同カードで29本目を打ち、そこから、アルバレスに追い抜かれる格好となったボビー・ウィットJr.(カンザスシティ・ロイヤルズ)は、7回表のホームランでアルバレスに並んだ。
2021年以降、アルバレスは、どのシーズンも30本塁打以上を記録している。過去3シーズンの各本数は、33本、37本、31本だ。
ここ4シーズンとも30本塁打以上は、今のところ、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、アルバレスの4人だ。
彼らの他に、その可能性がある3人――過去3シーズンとも30本塁打以上――のうち、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)とマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)は、それぞれ、シーズン30本塁打まで2本と5本に近づいている。あとの1人、オースティン・ライリー(ブレーブス)は、19本塁打で今シーズンを終えることになりそうだ。8月18日の死球により、右手を骨折した。
ウィットJr.のシーズン本塁打は、昨シーズン全体の本数に並んだ。11三塁打も、昨シーズン全体と同じだ。メジャーリーグ1年目の2022年は、20本塁打と6三塁打だった。二塁打は、2022年が31本、2023年が28本とほぼ変わらなかったが、今シーズンは40本にリーチをかけている。各シーズンの盗塁は、30、49、27だ。また、今シーズンの打率.340は、両リーグで最も高い。