【洗濯機のカビ】300円アイテムを使った乾燥対策が便利!
こんにちは!掃除研究家のおそうじペコです。
洗濯機のお掃除には「洗濯槽クリーナーを使用した漬け置き洗浄」がありますが、簡単で効果的な方法が他にもあります。きちんとお手入れしているのに汚れが出てしまう、臭いが気になるという場合、もしかしたら意外な場所を見落としているかもしれません。
◆洗濯槽以外のお手入れも大切
洗濯槽のカビの発生原因は?
洗濯機の主な汚れは洗濯槽につくカビです。このカビが発生する原因は「繊維クズ、残った洗剤成分(栄養分)」「洗濯槽内部に残る水分と外気温(湿度・温度)」です。つまり、この原因をなくせば洗濯槽のカビ発生を抑えることが出来るとも言えます。
※カビの三大発生原因に「栄養分・温度・湿度」があります。
そこで小まめなお手入れが大切に
洗濯機の使用後は、残った水分や繊維クズが残っています。お手入れをせずそのままにしておくと、カビの栄養分になり槽内部の湿度も上がります。
カビ発生予防のためには、洗濯機のお手入れは毎回きちんとするのがおすすめです。
◆しっかり乾燥させるのがコツ!すぐにできる簡単お手入れ方法
洗濯終了後にやっておくと効果的なお手入れ方法をご紹介します。
糸くずフィルターは必ず外して「乾燥スポット」へ
つけたままにしてしまいがちな糸くずフィルターですが、水を含んだ繊維クズをそのままにしておくとカビの栄養分になります。必ず毎回外して、ゴミは捨てましょう。
ゴミがこびり付いている場合、無理にブラシで落とそうとするとネット部分がやぶれてしまいます。水をはったバケツに30分程度浸すと浮いてくるので、軽く振り洗いをすればきれいにごみが落ちます。
外した糸くずフィルターはしっかり乾燥させます。
筆者は300円ショップのワイヤーラックを洗濯機上部にひっかけて、こまごましたものを一時置きして乾燥させる「乾燥スポット」を作っています。
糸くずフィルターは内側を外に向け、立てかけておくと早く乾きます。
乾かす場所を確保し「糸くずフィルターを外す」→「ゴミをとる」→「乾燥させる」手順がスムーズにいくようにすると毎回続けやすくなります。
風呂水吸水ホースのフィルターも洗う
風呂水吸水ホースのフィルターもゴミが詰まり水分を含んでいます。外して水洗いをして乾燥させます。
カバーは乾燥スポットに置き、フィルター類はピンチハンガーで乾かします。邪魔にならないミニサイズのピンチハンガーも300円ショップのアイテムです。
家事用手袋を干すなど、乾燥スポットに設置しておくと便利です。
また、風呂水吸水ホースの中には水が残っています。洗濯工程「すすぎ」の時にホースを高く上げて、内部の水をしっかり本体に戻し水を切っておくとよいですよ。
洗濯槽の乾燥機能を活用する
洗濯機に「洗濯槽乾燥」機能が付いている場合は、定期的に利用して洗濯槽の内外をしっかり乾燥させておきます。特に湿度の高い日、雨の日の洗濯後に使うと効果的です。
洗濯機のフタは閉めずに開ける
ホコリが入りやすいなどの理由で洗濯機のフタを閉めたくなりますが、フタをすると湿気がこもってしまいます。フタは開放しておくことをおすすめします。
◆パーツ類の予備も忘れずに用意
フィルター類は消耗品です。洗ったり絞っているうちに、薄くなったり破れることもあります。穴が空くとそこからゴミがもれてしまうことがあるので、品番をメモしておく、あらかじめ予備のパーツ類を保管するなどしておくと慌てずに済みます。
洗濯をしたらそれで終わり、ではなくパーツ類のお手入れもセットにして毎回実践することで汚れや湿気がたまらなくなります。乾燥スポットを作り、お手入れ手順を決めてしまえば数秒でできます。小まめなお手入れをして気持ちよくお洗濯を楽しみましょう!
この他にも、意外な汚れポイントとして風呂水吸水ホースの簡単な洗浄方法を過去記事でご紹介しています。合わせてぜひお読みください。
洗濯機の吸水ホースはカビだらけ!簡単洗浄方法