初心者の私にもできた!ノートパソコンの処分方法
もうすぐ新年度!
気持ちを新たにするために、パソコンの買い替えをすることにしました。
新しいパソコンを購入するのは楽しいですが、問題なのは古いパソコン本体の処分です。
手続きを後回しにした結果、家の中の置物として居座ってしまうことありませんか。
そこで、手をつけにくいパソコンの処分方法を私の体験記としてまとめてみました。
通販購入だと手元に残ってしまう
動きが遅くなってきた古いノートパソコンを新しくしようと、大手通販サイトのタイムセールで新機種を購入しました。
これまでは店頭購入ばかりで通販サイトでのパソコン購入は初めての私。
通販の場合はお得に購入できる分、店頭購入のような引き取りサービスがないケースも多く、手元に古いパソコンが残ってしまいました。
一般不用品として処分できないパソコン本体・・ここで躊躇していると、きっとそのまま後回しになってしまいます。
新しいパソコンが届いたワクワク感のあるうちに、手を付けなくては。。
やるなら今だ!ということで、自分で処分手続きをすすめることにしました。
やるべきことは2Step
パソコンの処分方法でやるべきことは大きく分けて2つありました。
Step1:データ消去
Step2: 本体の回収処分
それぞれ私が実践した方法をご紹介します。
Step:1 データを消去して個人情報を守る
下取りに出す、廃棄するなどいくつかの選択肢がありますが、どちらにしてもパスワードやIDなどハードディスク内に残っている個人データを完全消去しておかなければいけません。
自分で行えるデータ消去の方法は主に
・データ消去ソフト(有料)を使う
・ハードディスクの物理的破壊
などがありました。
私のパソコンは機種も古くキーボードが数か所故障していたので買い取りは難しいという点と、確実に個人情報を守りたいという点からハードディスクの物理的破壊という方法を選びました。
ハードディスク破壊サービスを利用
自分で破壊をすることは難しいので、家電量販店やパソコンショップで行っている有料サービスを利用しました。
本体からハードディスクを取り出して持っていけばその場で破壊してもらえるので大変安心です。
私はハードディスクの取り出し方がよくわからないため、本体を持参していきました。重たかったのですが確実に処理をすすめたかったので・・
受付をして30分ほどで、本体からの取り出しと破壊が終了しました。
これが穴の開いたハードディスクです。
店員さんによると、開けた穴からさまざまな物質が出てしまうことがあるとのことでセロテープでふさいでもらっています。
念のため、本体と破壊したハードディスクを引き取ってもらえないか相談したところ、やはり駄目でした(新しいパソコン購入後の買い替えであれば引き取ってもらえるということです)。
かかった経費はハードディスクの取り出し(税込520円)と破壊費用(税込1020円)、合計1540円です。
Step2:PC本体を回収してもらう
ハードディスクの破壊で個人データの消去は終了、残るは本体の回収処分です。
処分は法律で決められている
パソコンの処分は資源再利用を目的とした「資源有効利用促進法」という法律で定められています。
小型家電のように粗大ごみとして地方自治体のごみ回収サービスを利用できません。
メーカ回収、家電量販店引き取り、認定パソコン引き取り業者、自治体の回収窓口など決められた窓口で回収・適切な処分をしてもらう必要があります。
無料回収・国認定のリネットジャパンを利用
これら窓口の中から私は、環境省・経済産業省から認定を受けた国認定事業者「リネットジャパンリサイクル株式会社」に依頼することにしました。
国認定であるという安心感と、宅配回収・無料回収してもらえることなどから決めました。
HP上の申し込み画面から住所やメールアドレスなどを登録後、回収日時を選択して申し込みは完了です。
有料ですがデータ消去サービスもありました。
回収は紙袋でも可能と画像つきで説明もありましたので、ガムテープと厚手の紙袋に入れて梱包しました。
住所などはすでに受付の時にパソコンで入力しているので、伝票を記入したりすることもありません。
デスクトップパソコンなど紙袋に入らないサイズの場合、回収可能な段ボールのサイズは縦+横+高の合計が140cmで重量20Kg以内です。段ボールがない場合も申し込めば持ってきてもらえます。
申し込みの当日にきちんと宅配業者さんが時間通りに回収に来て、パソコン本体を引き渡し数秒で完了しました。
登録時のメールアドレスに、後日パソコン本体を受け取った連絡と処分完了の連絡が届きます。
かかった経費はキャンペーン中の無料回収でしたので0円でした。
※リネットジャパンのサイトではパソコンの無料回収キャンペーンは2023年3月31日までとなっています。
トータルでかかった経費はハードディスク破損代の1540円のみで終えることができました。
すべての処理を終えた感想は、シンプルで簡単だったなーでした。
思い立ったらすぐに!がベスト
気軽に処分できない分、先延ばしにしてしまう古いパソコン。
そのうちに・・と思っていると家の中の景色に溶け込んでその存在を忘れてしまいます。
モノがある分そこにはホコリが積もり、掃除がしずらい空間になっていきます。
さらに簡単に処分できないモノであればなおさら見えないふりをしてしまうのが人というものです。
片づけてみようか・・と思ったその時が片づけベストチャンスです。
今回の方法は、パソコン処分初心者の私でも簡単に手続きができました。
古いパソコンの処分に迷っている方の参考になれば‥と思い記事にしてみました。
パソコンに限らず、この記事が何かの片づけの動機につながるとよいなと思っております。