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トナカイさんへ伝える話(4)オンラインサロンがハラスメントの温床になりやすいと考える理由

小川たまかライター
(写真:ペイレスイメージズ/アフロイメージマート)

 文春オンライン記事で報じられた箕輪厚介氏の件についてはすでに1本記事を書きましたが、改めてこちらでも別の視点からの指摘を書いておきたいと思います。有料部分で書いているのは下記のようなことです。

(1)編集者はどんなライターを求めるのか

(2)編集者からライターへの「評価」は正しいのか

(3)編集者からライターへのパワハラ・セクハラが起こりやすい構造上の理由

(4)オンラインサロンがハラスメントの温床になりやすいと考える理由

(1)編集者はどんなライターを求めるのか

 最初に私の経歴を改めて書いておくと、文系大学院在学中の2006年からフリーライターとして仕事を始めました。その後、2008年に共同経営者と編集プロダクション(以下、編プロ)を立ち上げ。編プロとは、出版社や広告代理店、IT企業などから主に企画・取材・執筆などを請け負う制作会社です。そこで10年間取締役を務めたあと、2018年に独立して再びフリーライターになりました。

 フリーランス時の今はほぼライターとして仕事を受けていますが、編プロ時代には編集者として外注のライターさん、カメラマンさんに仕事を発注することがありました。つまり、発注、受注、それぞれの立場になったことがあります。

 一般の人がイメージする「編集者から求められるライター」は、まず第一に「原稿が上手な人」なのではないかと思います。もちろん媒体によっても違うのですが、

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ライター

ライター/主に性暴力の取材・執筆をしているフェミニストです/1980年東京都品川区生まれ/Yahoo!ニュース個人10周年オーサースピリット大賞をいただきました⭐︎ 著書『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)、『告発と呼ばれるものの周辺で』(亜紀書房)『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を』(タバブックス)/共著『災害と性暴力』(日本看護協会出版会)『わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』(合同出版)/2024年5月発売の『エトセトラ VOL.11 特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年』(エトセトラブックス)で特集編集を務める

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