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KIAウィーランド115球10Kで熱投も一発に沈む サムスン3連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ウィーランドから決勝2ランを放ったイ・ウォンソク(写真:サムスンライオンズ)

11日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズ対KIAタイガースは2-2の同点で8回へ。KIAの先発ジョー・ウィーランド投手(元DeNA)は3~4回にかけて4番以降を4者連続三振に抑えるなど、8回途中まで10個の三振を奪いました。

しかし8回裏2死三塁でサムスンの3番イ・ウォンソク選手に対し、ファールで粘られた9球目、この日の115球目に投じた低めのカーブをレフトスタンドに運ばれ、サムスンに2点の勝ち越しを許しました。この日イ・ウォンソク選手は3安打3打点です。

そのまま9回を締めたサムスンは3連勝。敗れたKIAは3連敗です。ウィーランド投手の成績は19試合5勝6敗、防御率4.71となりました。

◆「オールスター戦監督推薦発表」

今月20日にチャンウォンで行われるオールスター戦の監督推薦選手が11日発表になりました。

8日に発表になったファン投票選出選手の中で、NPBでの選手経験者はハ・ジェフン投手(元ヤクルト)とジェイミー・ロマック選手(元DeNA)のSK勢がいますが、監督推薦では元千葉ロッテのイ・デウン投手(KT)が選ばれています。

(関連記事:ロマック(元DeNA)とハ・ジェフン(元ヤクルト)、韓国オールスターでファン投票初選出

以下が全5試合の結果です。

◇7月11日(木)の結果

・LG 4- 8 トゥサン(チャムシル)

 勝:ユ ヒグァン

 敗:キム デヒョン

・KT 2- 4 キウム(スウォン)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:チョン ユス

・ハンファ 1- 5 SK(テジョン)

 勝:パク チョンフン

 敗:パク ユンチョル

・サムスン 4- 2 KIA(テグ)

 勝:ウ ギュミン

 敗:ウィーランド

・ロッテ 0- 4 NC(プサン)

 勝:ク チャンモ

 敗:ダイクゾーン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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