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第4戦はKIAが大勝でシリーズ制覇に王手/元DeNA鶴岡一成コーチがハンファ入り<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
満塁ホームランのキム・テグン(写真:KIAタイガース)

KIAタイガース(公式戦1位)2勝、サムスンライオンズ(2位)の1勝で迎えた韓国シリーズ第4戦は、序盤に大きくリードしたKIAが9-2で逃げ切り勝利。3勝1敗としてシリーズ制覇に王手をかけた。

両チームの先発投手は第1戦と同じくサムスンがウォン・テイン、KIAがジェームズ・ネイルで始まった。

KIAは1回表に内野ゴロの間の1点で先制。3回にも5番ソクラテス・ブリトーの満塁での適時打で2点を追加し、サムスンは右肩の違和感を訴えた先発ウォン・テインからソン・ウンボムに継投した。

KIAは再び満塁のチャンスを作ると9番キム・テグンがレフトへ満塁ホームラン。7-0とリードを広げ、試合を優位に進めていった。

第5戦は移動日を挟み28日に開催。場所をテグサムスンライオンズパークから、再びクァンジュKIAチャンピオンズフィールドと移す。韓国シリーズは7試合4戦先勝制。1、2、5、6、7戦をクァンジュ、3、4戦をテグで行う。

映像:キム・テグンの満塁ホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

⇒ ポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

◇10月26日(土)の結果

・韓国シリーズ 第4戦

 サムスン 2 - 9 KIA(テグ)

 勝:ネイル

 敗:ウォン テイン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「元DeNA鶴岡コーチがハンファへ」

ハンファイーグルスは鶴岡一成二軍バッテリーコーチの就任を発表。同コーチは今季までDeNAでコーチを務めていた。ハンファは鶴岡コーチを迎え入れた理由に、若手捕手の育成を挙げた。

KBOリーグの来季のバッテリーコーチは現時点で中村武志(KIA)、芹澤裕二、鈴木郁洋(ともにSSG)に次いで4人目となる。

鶴岡一成コーチ(写真:ハンファイーグルス)
鶴岡一成コーチ(写真:ハンファイーグルス)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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