人生に悩んでいる人へ。ブッダの名言「人のためになることをしなさい…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はブッダ(釈迦)の名言をご紹介します。ブッダ(紀元前566年頃~紀元前486年頃)は古代インドの宗教家で、仏教の創始者として知られています。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいブッダの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ブッダの名言「人のためになることをしなさい…」英語&和訳(偉人の言葉)
「人のためになることをしなさい。繰り返し何度も何度も。すると心が喜びで満たされていきます」
ブッダ(古代インドの宗教家)
人は生きているのではなく、生かされている。その命は誰かのために使うべき。
私の母は今70歳なのですが、3年前に腰の手術をして、去年の12月には大腿骨骨折。将来のことも考えることがあるのですね。私は最期まで家で見るつもりでいるのですが、そのことを母に話したのですね。母は「施設に預けてほしい」と言うのですよね。
母はどちらかというと内向的な性格なのですよね。気を遣うタイプで、施設に入りたがるような性格ではない。なのにどうしてそんなことを言うのだろうと。
「損をしてしまうでしょう」と言うのですよね。僕が70歳、80歳になったとき、母はもうこの世にはいないわけですよね。僕が母の介護をしても、母は僕の介護をすることはできない。僕が母の介護をすることは見返りのないことだから「損でしょう」と。
人は生きているのではなく、生かされている
病気、けが、事故、災害。人が何歳まで生きるか。自分の寿命は自分では決められませんよね。どんなに健康に気をつけていても、災害に巻き込まれる。事故に遭う。命を失うことはある。
そして寿命が来るまでは死ぬこともできないのですよね。私は30歳のとき年収が6000円だったのですよね。仕事もない、お金もない。毎日不安で、これからどうやって生きていけばいいのだろうと。ただ、今でも私はここに生きている。誰かが助けてくれるのですよね。
寿命は神様が決める。その寿命が来るまでは死にたくても死ねないのだと。
私はキリスト教、仏教、何の宗教も信仰していないのですが、神様の存在は信じているのですね。
神様というのは人間よりも上位の存在なわけですよね。であれば、この世に生きるどんな人よりも神様は優しく、思いやりがあるはずなのですよね。
神様が人に与えるもの、それは全てその人にとってプラスになるもの。マイナスになるようなものは決して与えない。それは死を含めて。
今自分がここに生きているということは生かされているということだと思うのですね。守られているということ。
せっかく守ってもらっているのにその命をまたさらに自分を守るために使う。「自分さえ良ければいい」という生き方をする。それは損ですよね。
守られているのであれば、その時間、その命は他の誰かのために使うべき。人が生きる意味というのは人のために生きることにあるのだと。
人生に悩んでいる人へ。「優しさ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はブッダの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ブッダ(釈迦)の名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ブッダの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「優しさ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「優しさ」に関する世界の偉人たちの名言を20句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「優しさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「どんなに小さな親切も無駄になることは決してない」
イソップ(古代ギリシャの寓話作家)
「親切にしなさい。人は皆、厳しい闘いをしているのだから」
プラトン(古代ギリシャの哲学者)
「闇で闇を消すことはできない。闇を消すことができるのは光だけである。憎しみで憎しみを消すことはできない。憎しみを消すことができるのは愛だけである」
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(アメリカの人権活動家)
お読みいただき、ありがとうございました!