寒い今が旬!の白菜を安全に食べてもらうためのおすすめの切り方
大寒になり、寒い日々が続いていますね。冬が旬の野菜はたくさんありますが、今回は、鍋に、炒め物に漬物でおなじみの「白菜」をおすすめしたいと思います。
白菜はクセもなく、どんな味にも馴染みやすく、柔らかいので介護食には強い味方の1つです。私も白菜が旬のこの時期は常にストックしています。
介護メンズも、白菜は大好きでどの料理に使用しても文句は出ません。白菜は水分の多い野菜に見えますが、実は栄養も豊富です。
ビタミンK、C、葉酸、パントテン酸、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維、カリウム、カルシウムなどが含まれています。これらの栄養素はコレステロールや中性脂肪を減らす、血圧を下げる、血糖値をおさえる、貧血の予防・改善、便秘解消、骨を強くするといった効果が期待されています。
なので、介護が必要な方だけでなく介護をしている方にもおすすめの栄養が含まれています。「料理を作り分ける」と言ったことはしなくても、同じ料理を一緒に食べることができて、栄養も取れて一石二鳥の便利な野菜です。
もともと柔らかい野菜ですが、切り方を工夫するとさらに食べやすくなります。
ザクザク大きく切ると、料理をする方はとても簡単ですが、介護メンズは少々食べずらいと言うので
・葉の部分は5ミリから1センチの横切りにする
・芯の少し硬い部分は繊維に沿って、細切りにする
こうすることで、より柔らかく、芯の部分も麺のようになり食べやすくなります。この切り方で白菜を使用した料理は、鍋や炒め物、あんかけなど味付けや調理は自由自在です。お好みの料理や味付けで、旬の白菜を楽しんでみてください。
※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。