NBA総得点数ナンバーワンに迫る38歳になった"KING"レブロン
バスケットボール界、唯一無二のスーパースター、"KING"レブロン・ジェームズが昨年12月30日に38回目のバースディを迎えた。その翌日、ロスアンジェルス・レイカーズの背番号6は、本人が今まさにNBAの歴代得点ランキングを追いかけている人物---カリーム・アブドゥル=ジャバーから、祝いの言葉を贈られた。
アブドゥル=ジャバーは1969年から89年までミルウォーキー・バックス、レイカーズでプレーし、NBAチャンピオンに6度輝いた。そして、総得点38,387を挙げている。
レジェンドはTwitterで「Happy birthday, LeBron. 38 is the new 38,388」と記した。38,388という数字は、アブドゥル=ジャバーの記録を上回る歴代通算得点を意味する。アブドゥル=ジャバーがこの記録を打ち立てたのは1984年4月で、ジェームズが生まれる約8カ月前のことだ。
KINGは誕生日に47得点、1月2日にも43得点を挙げ、現在37,903得点とその差を縮めた。スポーツ総合チャンネルESPNは、「ジェームズが記録を更新するのは2月上旬」と予想している。
KINGの連続40点超えで2連勝したレイカーズが、現地時間4日に対戦するのはマイアミ・ヒート。昨夜のロスアンジェルス・クリッパーズ戦を110ー100で制した。一進一退のゲームで粘り強さを発揮し、攻守のバランスの良さを見せている。特にセンターのバム・アデバヨとシューティング・ガード、タイラー・ヒーローの働きが光る。現在、東地区7位だが、盛り返しそうな気配だ。
対するレイカーズは西の12位。KINGが気を吐いても昨シーズン同様、チームは足掻いている。レブロン、そしてレイカーズはヒートを相手にどんな勝負を挑むか。