クリスピーな食感がやみつき！大人な東京パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く１万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

今回紹介するエリアは東京都・新宿。いつもはパン屋の紹介をしていますが、今回は趣向を変えてハンバーガー。
JR千駄ヶ谷駅からは徒歩13分、都立大江戸線の国立競技場駅からは徒歩7分くらいのところにあるMEIJI PARK MARKET（明治パークマーケット）2024年4月に新国立競技場を望む都立明治公園にベーカリー、バターミルクフライドチキンサンド専門店、キオスクが一つになった複合型フードホールとしてオープンしました。

3店舗の中の一つ、バターミルクフライドチキンサンド専門店が、今回紹介するBaby J’s（ベイビージェイズ）2020年に札幌で誕生し、東京・札幌・博多などでポップアップストアを展開し、販売から数時間で完売するなど根強いファンを抱えた同店の東京初の実店舗なのです。

アメリカ南部のソウルフードであるバターミルクチキンを使ったサンドとともに、日替わりで2種ほどそろえる北海道の「HoboBrewing（ホーボーブルーイング）」のクラフトビールを味わうことができるということで、11時のオープンと同時に訪問。

もちろん、単品でも購入することは出来ますが、ランチも兼ねていたのでフライドチキンバーガーにサイドメニュー、ドリンクがついたCombo Setをオーダー。

共有で使えるイートイン席の他にテラス席もあるので、天気が良い日はこちらで公園や国立競技場を見ながら食べるのも気持ち良いです。この日は友人と行ったので、別々のものをオーダーして半分づつシェア。

クラシックフライドチキンバーガー、オレンジチキンサンドを実食

デビュー戦ということで、まずは看板商品のクラシックフライドチキンバーガー。バンズは同施設の隣にあるParklet bakery （パークレット ベーカリー）のパン・ド・ミをバンズにしていて、焼き色濃くフチの部分は香ばしさもあるのにクラム（内側）はめっちゃ軽く柔らかい。エアリーな食感なのです。ガリザク食感のチキンは肉厚でジューシー、自家製マスタードとヨーグルトを合わせたソース、それにコールスローという組み合わせなので、こんなにボリューミーなのにしつこくなくペロリといけちゃうんです。

この日のSandwich Specialだったオレンジチキンサンド。中華風のオレンジチキン、キャベツ、レモンカブ、ピーナッツ、ネギ、マヨネーズという組み合わせなのでけれど、まずチキンにかかったソースのテリが食欲そそります（笑）クラシックフライドチキンバーガーとは、これまた違った甘ダレな中華な味わいで、オレンジの酸味が良いアクセントになっています。何より、バンズのクラムがエアリーなので、こんなにボリュームあるのに食べる時の一体感が良いのです。

ちなみに、こちらは現金は使えないキャッシュレス会計なのでご注意を。