『虎に翼』主題歌、米津玄師『さよーならまたいつか!』フルバージョン映像の凄み #専門家のまとめ
9月18日のNHK『虎に翼×米津玄師 スペシャル』でオンエアされた『虎に翼』主題歌、米津玄師『さよーならまたいつか!』フルバージョン映像が、大いに話題となっている。現在のオープニング映像に加え、後半は『虎に翼』の数々の名場面をアニメーションで入れ込み『虎に翼』のハイライト映像としても楽しめる仕上がり。ここでは、その映像そのものと、内容説明、視聴者からの反応をまとめてみる。
ココがポイント
【虎に翼】主題歌 米津玄師「さよーならまたいつか!」オープニング映像をフルバージョンで公開! NHK
エキスパートの補足・見解
『ひらり』(92年)の主題歌=DREAMS COME TRUE『晴れたらいいね』が68.5万枚の大ヒットとなったことから始まった「Jポップ系朝ドラ主題歌」の斬新かつ効果的な使い方の発見と見る。米津玄師による歌詞が、ドラマの内容に誠実に寄り添ったものであることをあらためて確認した。ポイントは最終回オンエア後ではなく、最終回の1週間前にリリースしたことで、最終週への期待をいやがおうでも盛り上げる。個人的には多岐川(滝藤賢一)の「うはは」のシーン(1:55ぐらい)にしびれた。最後の6人のダンスに、車椅子の玉(羽瀬川なぎ)がいるのもいい。これからの朝ドラ主題歌の活用法の定型パターンになりそうな気配。