今年は特に要注意!?睡眠の質にも悪影響な、5月病を発症しやすい条件3選
ゴールデンウイークが明けたこの時期は、毎年ダルさや疲労を感じるという方は多いのではないでしょうか。日中の症状はもちろん、睡眠の質低下にもつながります。
5月病は誰でも起こる可能性のある症状なので、要注意です。
・5月病の症状とは?
「5月病」は正式な病名ではありませんが、ダルさが続いていたり、気分が落ち込んでいたりする症状を一般的に「5月病」といいます。「うつ病」や「適応障害」と診断されることもあるので、注意が必要な症状です。
主に自律神経の不調によって起こる症状で、やる気の低下や疲労感はもちろん、頭痛、肩こり、めまい、睡眠の質低下など体の不調も現れやすくなります。放置してしまうと症状が悪化してしまう可能性があるので、症状がひどい場合は医療機関への受診が必要です。
・5月病を発症しやすい条件3選
❶激しい寒暖差
今年の春は特に、寒暖差の大きい気候が続いています。前日との気温差、日中と夜の気温差が10度以上ある日も少なくありません。
一般的に気温差が7度以上あると、体には負担がかかるといわれています。季節の変わり目は、寒暖差によって誰もが体に負担がかかっている時期です。寒暖差によって自律神経の不調が起こりやすく、5月病症状が起こりやすくなっています。何となくダルい、睡眠の質が低下した気がする、といったちょっとした不調も5月病による症状かもしれません。
❷大型連休明け
ゴールデンウイークは10連休だったという方もいらっしゃるようです。ゆっくり過ごしたり、旅行やレジャーなどを楽しんだりと、いつもと違う生活を送っていた方は多いのではないでしょうか?
連休で長期のリラックスモードが続いた後、体は急に仕事モードに入りにくくなっています。特に家でゆっくり過ごしていたという方や、生活リズムが乱れていた方は要注意です。カラダもココロもオンオフの切り替えが難しく、休日明けの5月はダルさや頭痛、めまい、睡眠の不調などの症状が起こりやすくなります。もちろん、仕事に対するやる気も起こりにくいでしょう。
❸新年度による環境変化の後
4月に新年度が始まり、引っ越しや入学、就職、仕事内容の変化など、新しい環境で過ごし始めた方は特に要注意です。
4月は期待や不安で緊張状態が続き、気付かないうちにストレスが蓄積されている可能性があります。新年度開始から1か月経った連休明けの5月は、これまで溜まっていた疲れやストレスが、カラダやココロの不調として現れてきてしまう可能性があります。
急にやる気が出なくなったのは、5月病のせいかもしれません。
さいごに
5月病は誰でも発症する可能性があります。特に今年は寒暖差が激しいので要注意です。
症状がひどくなる前に、適度な運動でリフレッシュしたり、入浴でリラックスしたり、適切な睡眠時間を確保したりと、普段の生活でできる対策を行っておきましょう。