1月7日は七草粥(ななくさがゆ)作り方と2023年最新アレンジレシピ
七草粥はいつ食べる?
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ「春の七草」と子どもの頃に呪文のように覚えたことがある人もいるのではないでしょうか。
これらの7種類の野菜を使ったお粥を食べるのが七草粥(ななくさがゆ)で、一年の中で最初の節句となる「人日の節句」1月7日の朝食に食べるのが習わしとなっています。
七草粥はなぜお粥?
一年の最初の節句に食べる七草粥ですが、無病息災、健康長寿を願うという意味合いと、お正月休みに暴飲暴食した胃袋を休めるという意味合いもあるそうです。
七草はどこで買える?
かつての日本のお正月には若菜を摘んで食べる「若菜摘み」という遊びがあり、そこで七草を摘んでお粥にしていたそうですが、2023年(令和5年)ともなれば、道端で七草を集めるのは不可能に近いとも言っていいでしょう。
しかし現代だからこそ簡単に入手できるようになった七草。お正月過ぎ頃からスーパーには七草粥用の七草がセットになって販売されています。1月7日の遅い時間になると売り切れてしまうお店もありますので、七草粥を作る人は早めに購入しておいたほうが良いでしょう。
スタンダードな七草粥の作り方
七草粥の材料(2~4人分)
・米 1合
・水 1リットル
・七草セット
・塩 小さじ1/2
七草粥の作り方
1・米をよく研ぎ、土鍋やホーロー鍋など厚みのある鍋に水1リットルとともに入れ30分ほど浸しておく
2・七草を洗い、根がついている部分は切り落とす
3・すずな(かぶ)とすずしろ(大根)は皮を剥く
4・七草を食べやすい大きさにカットする
5・鍋に火をつけ沸騰してきたら弱火にし30分
鍋底にこびりつかないように、途中ときどきかき混ぜる
6・30分経って水気が減ってきたら塩と、すずな、すずしろを加え5分加熱する
7・最後に残っている七草を加え全体を混ぜ、3分加熱して完成
米粒がこの程度の柔らかさになるのが目安ですが、好みに応じてもっと水気が多い状態にしたり、米粒の形が崩れるくらいまで煮込むのもおすすめです。
七草粥のアレンジレシピ例
「お粥は味気なくて気乗りしない」「でも古くからの日本の風習は大切にしたい」という人は、少し味を足してみてはいかがでしょうか。
ご紹介したレシピの塩を入れるタイミングで、顆粒の和風だしや中華だしを小さじ2程度加えると、味がしっかりついたお粥になります。
お子さまには、コンソメ(顆粒小さじ2)と刻んだベーコンを入れ、最後にケチャップ大さじ1弱を加えたお粥もおすすめです。ただし、あくまでアレンジレシピなので、本来は白いお粥であることも教えてあげてください。
今年の七草粥の日(1月7日)は土曜日なので、少しゆっくりと時間をかけてお粥を作るのも良いのではないでしょうか。