【期間限定】ぬれ煎餅入り? ひっぱりだこ飯「銚子電鉄バージョン」を入手するには
関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。旅や出張の楽しみと言えば、駅弁。
明石名物 ひっぱりだこ飯は、関西では定番の駅弁ですが、東京駅などでも販売され、全国区の駅弁となっています。
峠の釜めしがプラスチック容器で販売されることが多くなった現在、貴重な「容器がお土産になる」駅弁。ときどき意外なコラボを行うことでも知られています。
銚子電鉄とコラボ!
2024年6月22日に発売されたのが、千葉県を走る銚子電鉄とのコラボ。銚子電鉄は、ぬれ煎餅(せんべい)の売上が鉄道事業よりも大きいことで知られるローカル私鉄です。
6月25日(火)午前10時に東京駅の駅弁屋祭に立ち寄ると、幸い6個残っていました。
販売箇所
・淡路屋店舗各店(新神戸、神戸、西明石、垂水、鶴橋の各駅。神戸阪急、神戸大丸、西神中央、三宮センター街、西宮阪急、宝塚阪急、川西阪急、千里阪急、阪神梅田、大阪高島屋、 高槻阪急、京阪守口)
・東京駅「駅弁屋 祭」
・新宿駅「駅弁屋 頂」
・淡路屋ラゾーナ川崎店
・淡路屋ウェブストア
※売り切れや、入荷がない店舗がある可能性があります。必ずお問い合わせください。
いよいよ開封
購入しました。消費期限は当日の23時までですので、お土産にもなります。
新幹線の座席で開封すると、なんと切符つき! 後で調べると、実際に使用できるようです(片道運賃350円分)。
大ぶりのタコのほか、銚子電鉄バージョン限定で、銚子産のイワシの甘露煮が入っていました。
ちょっと具が少ないかな?と思っていると、中ほどから大きな肉団子が登場。薄っすら醤油が香る味つきご飯もおいしく、とにかくよくできたお弁当です。
どこかで見た配色??
こちら、どこかで見た配色のようです。銚子電鉄に乗車したことのある方なら、分かるかも?
実は、銚子電鉄の終点・外川(とがわ)駅に保存してある、古い電車と全く同じ。デハ801と呼ばれる車両の色を、色見本からこだって再現したとのことです。
外川駅は、味のある典型的な終着駅。ぜひ訪ねたい駅です。ブラタモリでは、タモリさんもわざわざ訪ねています。
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駅弁のなかに「ぬれ煎餅」が隠れている?!
ひっぱりだこ飯の容器は陶器製。持ち帰ればモノ入れとして再利用できるのですが、荷物になるのでは?と感じる方もいるようです。
しかし、ウェットティッシュでよく拭き、カバンに入れると、ちょうどペットボトルを収納でき、新たな占有スペースはほぼゼロ。重さもそれほどではありません(約350g)。折り畳み傘でもちょうど収まります。
ひっぱりだこ飯 銚子電鉄バージョンの説明をよく読むと、ぬれ煎餅がお弁当のどこかに隠れているとのこと。
蓋(ふた)の裏、別添付など、いろいろ想像しましたが、意外なところにありました。購入予定の方には、ネタバレとなってしまうため、次のページに写真だけ載せておきます。
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銚子電鉄は、ぬれ煎餅より売り上げが小さいとは思えないほど、見どころ満載の観光電車です。ぜひ訪ねてみてください。
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