【一宮市】(動画付)時速120キロで通過!ホームが狭くて危険と噂の『名鉄石刀駅』をレポート!!
こんにちは!地域情報エキスパートライターのにったようこです。これまで一宮市内を走る名鉄尾西線の路線図に沿って玉野駅、萩原駅、二子駅、苅安賀駅、観音寺駅、名鉄本線一宮駅、今伊勢駅と、駅情報を順番にお伝えしてきましたが、今回は石刀駅のご紹介です。
名鉄石刀駅
ホームが狭くて超危険!!
名鉄石刀駅は、愛知県一宮市の今伊勢町馬寄西流にある、JR東海道本線との並走区間にある名鉄名古屋本線の駅です。
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石刀駅のシンボルのお地蔵さん
先回記事にした今伊勢駅同様、ホームが狭く、通過列車が怖く感じる駅と噂されている駅です。石刀駅の前に立っているこのお地蔵さんは「石刀祭り6地蔵」の内の1つとのことです。線路が近いので少し錆色に染まっていますね。
平日の昼間、駅舎は無人駅で時間帯に寄りますが閑散としていました。
駅舎と2番線の間は跨線橋で連絡しています。
駅の西側はたくさんの自転車が駐輪されています。自転車の数を見ると駅の利用者が多いことが伺えます。
名鉄、JRが並走する線路
写真は名鉄線を木曽川方面へ望んだものです。名鉄線の隣を東海道本線が並走しているためホームのスペースに制約があり、特に名古屋方面の上り線のホームが狭くて、下り線側の豊橋方面に唯一の駅舎が設置されています。エレベーターは設置できていないという構造になっています。
狭い!!
東海道本線と名鉄本線の間にホームがあります。写真右側がJRで左側が名鉄本線、その間にホームがあります。
遮断時間が非常に長い
開かずの遮断機「イライラスポット」
今伊勢駅同様に、踏切は名鉄、JRのいずれかの1方向でも列車が接近すると踏切が閉まるので、いったん締まってしまうと遮断時間が非常に長くなります。近隣の方々は慣れた日常かもしれませんが、開かずの遮断機はちょっとイライラスポットかもしれませんね。
2番線の反対側には東海道本線が通っていますが、駅舎はありません。なのでノンストップで貨物列車が通過していきます。
遠方からのアクセス
さて、今伊勢駅情報と重複した内容になりますが、遠方からだと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から名古屋本線の下り特急・名鉄岐阜行きに乗り国府宮駅で下車。普通・名鉄岐阜行きに乗り換えて当駅下車です(名鉄一宮駅で乗り換えても同じ普通列車になります)。または、名古屋駅から東海道本線で尾張一宮駅まで行き、隣接する名鉄一宮駅から名古屋本線の下り普通列車に乗車して下車です。
ホームに入ってみました。
改札口は写真奥の1番線名古屋方にあり、駅舎と2番線の間は跨線橋で連絡しています。尚、当駅は駅外と1番線はスロープで結ばれているものの、2番線との間にはエレベーターなどのバリアフリー設備はありません。車いすなどで名古屋方面へ移動する際は要注意です。
「通過電車にご注意ください!!」
「黄色い線の内側までお下がりください!!」
と毎回、定型アナウンスが流れます。が・・・
下がるスペースがありません。
超高速で通過する名鉄電車
時速120キロと言われるスピードで通過していく電車の風圧!!ホームが狭いため距離が取れませんのでそのまま立っていると引き込まれるような感覚です。軽い手荷物等を持っていたとすれば引き込まれて電車に接触してしまう可能性もあります。また、小さなお子さんにも注意がいりますね!日頃の利用者は危険なため跨線橋の階段で待機するとのお話もあります。
ウワサ通り「危険」だと思いました。
今回は、石刀駅のご紹介でした。今伊勢駅同様に、驚くほど奥行きが狭く人身事故も多発しており、その度に利用客への影響があるとニュースになっています。通過電車の特急が通過する時は、利用する側の安全注意も必要ですが、ホームドアの設置など安全対策のための設備を取り入れてほしい所ではありますが、環境等諸事情により現実的に難しい状況の様です。
人身事故が多発
無人駅で通過電車が多く、ホームが狭い上、利用客が少ない等このような環境条件の駅ですので、人身事故が多発していて「またか」というくらい足止めを経験している方は多いでしょう。しかし、事故とは、突発的で思いがけず起こる出来事のことを指し、意図的に行われることではありません。
《石刀駅の人身事故リスト》
人身事故が非常に多いことがわかります。
改善策はないのでしょうか・・・
自ら身を投げてしまうケース
悲しいことに、自ら身を投げてしまうケースが多いニュースを目にします。これについては、またの機会に筆者の持論ではありますが解決の一役になれば!という思いで記事にできたらと思っています。
次回は新木曽川駅のご紹介をしたいと思います。お楽しみに☆