【一宮市・大和】昭和時代からの遺物?苅安賀駅の心が洗われるトイレ事情をレポート☆
こんにちは!地域情報エキスパートライターのにったようこです。愛知県の鉄道路線はJRをはじめ地下鉄線、名鉄線が走っており、一宮市内には一宮駅(JR線・名鉄線)から名古屋方面、岐阜方面、津島・弥富方面へ繋がっています。先回から、一宮市内を走っているローカル線の各駅周辺の様子や駅構内の設備状況などを随時ご紹介していますが、先回の二子駅のご紹介に続き、今回は苅安賀駅のご紹介です。
◆名鉄苅安賀駅
上下線で駅舎が分離されています。
まずはじめに駅構内のご紹介です。苅安賀駅は、2007年12月6日より自動改札機・券売機・精算機の使用開始して同年12月14日よりトランパスを導入しました。上下線で駅舎が分離されています。北口側は住宅地となっていますが、南口側に住宅は少なく、田園の割合が高い地域です。駅前にコンビニ、商店、飲食店はありません。無人駅で、トラブルやお問い合わせ対応のために改札内外にインターホンが設置されています。『manaca』チャージ可能な自動券売機と『manaca』対応の自動改札機が設置されています。
一宮方面の改札口です。右手奥には津島方面の改札口があり駅舎が2つあります。
構内踏切があり面白い造りです。
津島方面には遠くに東海北陸自動車道の大きな高架橋が見えます。
至一宮方面
◆苅安賀駅のトイレ事情
昭和の時代からの遺物?
苅安賀駅のトイレは、昭和の時代からそのままの状態で古く、このご時世にこのようなトイレが現役として使われているとはびっくりしました。決して「古き良き・・・」という表現は相応しくないのかもしれませんが、現実の情報としてお伝えしたいと思います。
苅安賀駅は、2007年に駅舎が建て替えられたようですが、駅舎の中にトイレは併設されておらず、屋外に独立した形で存在しています。なぜ、建て替えされる時に駅舎内にトイレを併設しなかったのか?なぜこのままの状態で残され続けたのでしょうか?
名古屋鉄道一宮駅に問い合わせてみた
謎だったため、名古屋鉄道一宮駅に問い合わせたところ、主に「予算の関係」ということでした。また、今後、新しくなる具体的な計画も今のところ公表するものはないとの回答でした。他にも様々な理由はあるのだと思いますが、とてもシンプルな回答でした。
駅のトイレは重要
公共の施設のトイレは当たり前に清掃が行き届いていて、整った設備だと思っていました。手を洗ったり、身だしなみを整えたり、リフレッシュする場所であり、とても重要です。
しかし、苅安賀駅は、様々な事情により計画が進んでいない状況のようです。以前から高架化される予定があるそうですが・・・。あくまでも想像ですが、そのタイミングで駅舎増築などをして生まれ変わるのではないでしょうか?苅安賀駅をいつも利用している方々は新しいトイレが誕生することを切に願っているでしょうね☆
お掃除は近所のお爺ちゃんがしてくれてるのかな・・・
外に掛かっている帽子とスコップ。このトイレを掃除してくれているのは誰なんでしょうか?陰ながらこのトイレを最大限に気持ち良く使って欲しいという気持ちが伝わってきます。古いながらも、綺麗に清掃がされておりトイレの機能としては充分です。傷んだ壁タイルをガムテープで補強したり、トイレットペーパーや、手すり、小物を掛けるフックも取り付けてくださっています。筆者は勝手に姿の見えないお爺ちゃんと断定して感謝の気持ちを沸かせていました。「おじいちゃんありがとう☆」
近隣の施設
苅安賀駅周辺には、苅安賀自動車学校があります。車で走っていると教習車とよくすれ違います。一宮市民の方々にとっては馴染みがありますよね☆
今回は、苅安賀駅のトイレについてがメインとなりましたが、駅構内踏切があり面白い造りになっていたり、古き良き雰囲気(?)を味わえる珍しい駅でもあります。ぜひ、そんな目線で行ってみてくださいね☆
概要
名鉄苅安賀駅
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