【一宮市今伊勢】家康ゆかりの『石刀神社』は素敵!ここで家族の「思い出」を刻みませんか?
こんにちは!一宮市地域情報ライターのにったようこです広い一宮市の中で有名な神社といえば「真清田神社」は、あまりにも有名ですが、今回は、一宮市の西側今伊勢町にある「石刀神社」をご紹介します。
とても素敵な神社です
街にひっそりと静かにたたずむ神社
さくら並木が続く長い参道の先に馬の銅像、石橋。手水舎の周りにはお花が生けてあり、みずみずしさと活気を感じるこの「石刀神社」筆者が訪れたのはまだ、桜のつぼみが小さな平日の昼の時間帯でした。自転車に乗って参拝に来る年配の方や、小さなお子様の手を引きながらお散歩しがてらお参りに来ている近所の方々がいらっしゃり、ご近所の皆さんに愛され、守られている神社だと感じます。毎年4月19日の直後の日曜日に山車が曳かれるのが石刀神社の祭礼だそうです。
石刀神社の歴史~関ヶ原の戦い~
この神社には、あの徳川家康も訪れています。境内には各所に徳川の家紋があります。家康は、関ヶ原の合戦前にこの神社を参拝し、その際、陣を配置したために、建物の一部が壊されました。そして関ヶ原の戦い後に、再建されたことを祝ったのが石刀祭りのはじまりです。現在まで続くこの祭りは4月に行われます。神社前の両側の道路に咲く桜がとても綺麗です☆
気さくな、おくりさん
手水舎で手を清め、本殿で参拝をして写真を撮りながら散策していると後ろから、
「いい写真撮れましたか?」
石刀神社の白い法被を着たおくりさんから声を掛けられました。おくりさんは、石刀神社の歴史や現在の取り組みを案内してくださいました。
かけがえのない「大切なこと」
家族みんなが一緒に祝い、成長を喜ぶ時間
現代社会の家族は核家族となり、家族の関係性が希薄になってきている傾向があります。例えば、家庭を持ち、子供が産まれ、お宮参りや七五三、入学、卒業、そして成人式と、子供が成長していく過程の節目がありますが、そんな中で家族みんなが一緒にお祝いをしたり、成長を喜ぶ時間の余裕もなく、いつしか自分の子供が成長してしまっていた・・・。
「もっとじっくりと成長を噛みしめながら子育てすれば良かったなぁ・・・」
なんて、後悔している方も多いのではないでしょうか・・・それが、現代の家族模様。筆者もちょっと、感じているところがあります。
おくりさんの願い
家族の「おもいで」を『石刀神社』で作ってほしい・・・
たくさんの人が訪れて思い出を刻む場所となりますように。
石刀神社の環境整備の取り組み
熱く語ってくださったおくりさんは、様々な取り組みをはじめているそうです。たくさんの人が訪れて思い出を刻む場所となるように、近所の方々との共存共栄をしていくために、この石刀神社の環境を整備をしているそうです。
■ 風通しと光の差し込む公園のように・・・
茂った森林の間引き伐採をし、風通しと光の差し込む公園のように、季節の木々、花々を植樹するなどの取り組みをはじめているそうです。
■ 春夏秋冬の花を。
「桜」「紫陽花」「ひまわり」「紅葉」「秋桜」「水仙」
この先、時を重ねていき、季節にごとに今、植えた木々や花々が咲誇る石刀神社に皆で帰ってきてほしい。そんな家族や人々の絆を深める場所にしたい。というおくりさんの願いです。
作家や、写真家とのコラボや地元の皆さんの協力
ご家族揃って素敵な記念写真を
さて、手水舎に飾ってある花は、ご近所の方がお花を提供してくれる花だそうです。朝になると、そっとお花が置いてあるそうです。また、写真家や作家とコラボしての写真撮影やアート作品も飾る機会があるとのこと。この石刀神社を舞台に、お子様の七五三や成人式など、ご家族揃って素敵な記念写真を残してみてはいかがでしょうか。
石刀神社
■ 所在地 愛知県一宮市今伊勢町馬寄石刀2
■ 電話 0586-73-5221
■ 駐車場 有
■ 最寄り駅・バス停
石刀駅(名鉄)徒歩16分
西佐千原(バス停)徒歩16分
■イベント
石刀神社の祭礼:毎年4月19日の直後の日曜日に山車が曳かれる。
■各種問い合わせは電話または下記公式Instagramからおねがいします。
石刀神社公式 Instagram
久保倉千明 (写真家)
Instagra