【農家が伝授】ココを見ないと失敗トマトを手に取ってしまう!美味しい印は一瞬で判断できる
徐々に暑い日が続き、さっぱりと美味しいサラダなどが食べたい季節になりました。冷たくしたトマトを丸ごとガブッとかぶりつく美味しさは格別ですよね。私は生まれたときから「トマト農家の娘」だったので、常に食卓にはトマトがあり、食べ物というよりも、テーブルの上に花が飾ってあるような感じで、置いてあって当たり前という環境でした。そのため、どうしてもトマトが食べたい!という感じではなく、ご飯と味噌汁というように当たり前にある1品として、トマトが食卓にありました。しかし、トマトっておかずにならないと子ども心にずっと思って無理やり食べていたのも事実です。
美味しいトマトは、頭をチェックする
スーパーなどの店頭で、パックで販売している以外にトマトがそのまま単品で置いてあり、好きな数を購入できる場合もありますよね。そんなときは、よくトマトの頭を観察してみてください。いわゆる「スターマーク」と呼ばれるトマトの上部に放射線状に白い筋がくっきり入ってるもの。それこそが美味しい印なのです。写真を見てもわかると思いますが、しっかりと線がいっぱい付いてると思います。これが美味しいマークなので、ぜひ購入する際はこのトマトのマークをチェックしてください。
カットしたあとも、美味しいものはわかります
果物もそうなのですが、家族で食べるとき、美味しいところは料理する人の特権で、一番美味しい部分は、自分のお皿に入れてしまうということがよくあります。実は、横に包丁を入れる状態、いわゆる地球切りというカットしたあと、中をよく見てください。ゼリー状の部分のヘヤがいっぱいあるものほど、美味しい印と生産者の中では言っています。いい生育状態で育つと、このトマトの中のヘヤがいっぱいあるものができていて、密度が濃く、重量も重いので、濃厚で美味しいものに出合える率が多いです。ぜひ、地球切りをしてトマトの内部のヘヤが多かったら、こっそり自分のお皿に入れて食べてみてくださいね!
変な形のものほど、美味しい
変な形のものがB級品として販売されてる場合などありますが、丸い形ではなく細長く、トマトが2~3個くっついた状態のようなもの、規格外商品として販売されていたりしますが、農家はこれを率先して食べるのです。理由は簡単。なぜか?この形が悪いものって、美味しいのです。スーパーでは見かけることが少ないかもしれませんが、出かけた先の直売所や道の駅などでは比較的あったりするので、見つけたら挑戦してみてください。
※この記事には個人の見解を含みます。
ミニトマトの美味しい食べ方を過去記事【農家の食卓】トマトが美味しい季節!ただ入れるだけのサッと簡単ランチもご覧ください。
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