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純潔と官能。10/23まで渋谷文化村通りの現代アートギャラリーで気鋭作家の作品展開催【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

渋谷の現代アートのコマーシャルギャラリー「biscuit gallery」で 気鋭の美術作家3人を迎えたトリプル個展「SOLO SOLO SOLO vol.2」を10/23(日)まで開催中です。

SOLO SOLO SOLO vol.2に参加しているのは、美術作家・杉山日向子さん、鈴木秀尚さん、中風森滋さんの3名。
SOLO SOLO SOLO vol.2に参加しているのは、美術作家・杉山日向子さん、鈴木秀尚さん、中風森滋さんの3名。

渋谷文化村通りにあるbiscuit gallery前にたたずむと、強い視線を感じてドキリ。

強い眼差しの正体はこの
くノ一みたいな画。
素通りを赦さない妖気が凄い。

ぐいぐい来る妖気にいざなわれて
ギャラリーに入ると、さらに鋭利な
ナイフのような妖気がびゅんびゅん。

これらの印象深い画を描いているのは、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』のメインビジュアルの背景デザインを担当したこともある杉山日向子(すぎやま ひなこ)さん。

杉山日向子さん(1997年生まれ、東京芸大美術学部油絵専攻卒)
杉山日向子さん(1997年生まれ、東京芸大美術学部油絵専攻卒)

ギャラリーの1Fは、杉山日向子さんの個展「Hypericum」の会場。魂を射抜くような少女たちの純潔で官能的な眼差しに震えます。

2Fでは、鈴木秀尚(すずき ひでたか)さんの 個展「Entity」を開催。

鈴木秀尚さん(1986年北海道生まれ、武蔵野美術大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了)
鈴木秀尚さん(1986年北海道生まれ、武蔵野美術大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了)

鈴木秀尚さんは虚構と現実をテーマに絵画を制作。一見、柔らかな描写の奥に、「真に見えているものとは何か?」という鋭い問いかけが潜んでいます。

3Fでは、中風森滋(なかかぜ しんじ)さんの個展「苦味を添加する」を開催。

中風森滋さんは1994年千葉県まれ。2018年東京藝術学美術学部絵画科油画専攻卒業。同大学院美術研究科在学
中風森滋さんは1994年千葉県まれ。2018年東京藝術学美術学部絵画科油画専攻卒業。同大学院美術研究科在学

絵の具をぶちまけたようなプリミティブな
抽象絵画のしじまに ぷわぷわ浮沈する
かわいいアニメ風の二次元画像に
はっとしたり、ぐっときたり、ぞっとしたり。。

渋谷文化村通りにあるbiscuit galleryは、日本の新進気鋭の若手ペインターを応援しているギャラリー。非常にクオリティの高い作品がキュレーションされているので、現代アート好きな方はぜひ!

*********
鈴木秀尚×中風森滋×杉山日向子 トリプル個展「SOLO SOLO SOLO Vol.2」
会場:東京都渋谷区松濤1-28-8
biscuit gallery 1階〜3階   
会期:2022年10月6日(木)〜10月23日(日)
時間:13:00〜19:00(土日:12:00〜18:00)
   ※月〜水休  入場:無料

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writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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