カーテンのカビが部屋中に広がる!?梅雨前にやっておきたい【カーテンの丸洗い】
洗濯研究家の平島 利恵です。
梅雨入り前の5月に洗濯してほしいのが、カーテンです。
今の時期のカーテンには、冬場の結露の影響でついたカビや、春風とともについたホコリなど、様々な汚れが付着しています。
カーテンのカビは家にも人にも影響
カーテンにカビが生えていると、カビの胞子が室内に漂い、他の家具にカビが生えてしまうことがあります。また人への影響もあり、カビの胞子により、鼻炎、皮膚炎、喘息といったアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。
カーテンのカビは洗濯で落とせる
レースカーテンにカビが生えてしまっても、多くの場合、洗濯で落とすことができます。洗濯機で簡単に洗えるカーテンも多いので、更にカビが繁殖する梅雨前に洗ってスッキリ落としましょう!
【洗濯機で簡単】カーテンの洗い方
洗濯前の確認
洗濯表示で確認すべきマークは次の2点です。
1.水洗い・洗濯機洗い出来るか
「手洗い」マークのものも、洗濯機のコースによっては洗濯機洗いできます。
お使いの洗濯機の取扱説明書で確認してみましょう!
2.漂白剤は使えるか
全体的に黒カビが酷い時は、洗剤に酸素系漂白剤をプラスしましょう。
用意するもの
- カーテンが入る大きさの洗濯ネット
- 中性洗剤
- マスク・眼鏡(ホコリ対策に)
- 柔軟剤(あれば・ホコリやシワの予防に)
手順
【1】カーテンをレールから外し、フックも外します。
【2】カーテンを蛇腹に畳み、洗濯ネットに入れます。
【3】洗濯機のデリケートコースで洗います。
【4】洗濯後、すぐに干します。
※重いものはカーテンレールを傷める恐れがあるので、物干しで干すのがおすすめです。
汚れ・ニオイが酷い時の対策
長期間洗濯しておらず、ニオイや汚れが染み込んだカーテンは、事前につけ置き洗いをしましょう!
用意するもの
- カーテンが入る大きさの洗濯ネット
- アルカリ性粉末洗剤
- ゴム手袋
手順
【1】アルカリ性粉末洗剤を40度程のお湯によく溶かします。
【2】カーテンを蛇腹に畳み、洗濯ネットに入れ、1~2時間ほどつけ置きします。
※汚れが酷い場合は、1晩つけ置きも
【3】以降は、上の手順と同様に洗濯機で洗い、すぐに干しましょう。
実際にカビだらけのカーテンを洗ってみた
ずっと洗濯していなかったカビだらけのカーテンを浴槽でつけ置き洗いしました。洗濯後はカビもスッキリ!ご自宅のカーテンの汚れが酷く、捨てようか迷っている方は一度ご覧ください。
カーテンは年に二回の丸洗いを
窓辺にあるカーテンは、ホコリやカビが繁殖しやすいアイテムです。
カーテンの洗濯頻度は年二回。洗濯機で簡単に洗うことができるので、お天気が良い時にスッキリ洗いましょう!
カーテンを洗うと、部屋のニオイがスッキリしますよ!